シャイニーカラーズ
1口出資金1.1 万円
- 募集総額
- 550万円
- 募集口数
- 500口
- 残り口数
- 166 口
性別 | 牝馬 | 毛色 | 芦毛 |
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父馬 | レッドファルクス | 母馬 | クリノクロフネ |
母父 | クロフネ | 生年月日 | 2022/2/28 |
産地 | 浦河町 | 生産者 | 丸村村下ファーム |
育成 | 加藤ステーブル | 管理予定 調教師 |
栗東・宮本 博 |
測尺
体高155cm 胸囲177cm 管囲19.2cm 体重446kg 測尺日9月12日
おすすめポイント
牝馬ながら馬格に恵まれた本馬は、母父にあたるクロフネが送り出した名牝たちに似た馬体のシルエットからも、芝のマイル前後での活躍を見込んでいます。曲飛寄りの飛節はホエールキャプチャやスリープレスナイトとの共通点であり、追い出してから確実に追い込んで来る姿が目に浮かびます。レッドファルクス産駒自体は牝馬の方が軽いスピードを伝えやすく、本馬も芝向きの柔らかさを受け継いでいます。昨年のアルテミスSで6着の素質馬ディナトセレーネと歩様の質が非常によく似ており、同じレッドファルクス産駒の芦毛の牝馬ということが落札の決め手となりました。また、横の立ち姿よりも、前後から見た際の馬体の厚みが素晴らしく、肩まわりやトモの幅は牡馬顔負けのパワーを感じさせます。セリの下見の段階で、“ダートでも走れそう”とメモを残してあったことからも、将来的にはダートでの走りも見てみたいところです。芦毛はその毛色の性質上、筋肉の質の判別が難しく、立ち姿ではなく歩かせて、その筋肉の動きをしっかりと注視する必要があります。セリでは嫌われる傾向にある芦毛の見極めは、経験則が活きる部分でもあり、同じく芦毛の募集馬ホワイトフローラの22と切磋琢磨し、共にオープンクラスでの活躍を期待しています。
血統評論家 望田潤氏によるコメント
JRA1勝マイネルアミスターの半妹で、近親に目立った活躍馬はいませんが、さかのぼると新潟記念のチョウカイエクセルなどが出る牝系です。父レッドファルクスはスプリンターズSを連覇した最優秀短距離馬。とはいえゴリゴリのCCのスプリンターではなく、父はエンドスウィープ産駒スウェプトオーヴァーボードで、母ベルモットはスティンガーやサイレントハピネスの全妹ですから、安田記念や京王杯SCでも好走したようにしなやかさで短距離~マイルを走るタイプでした。産駒も典型的なスプリンターはそれほど多くなく、JRAでの平均勝ち距離は1518mで、芝マイルやダ1800mで勝ち上がる産駒も散見されます。本馬は父も牝系も地味な印象で、配合的にも5代アウトで特筆すべき点はありませんが、母母クリノリボンはNasrullah4×5・5で、全体にレッドファルクスのしなやかさを活かした配合にはなっており、芝ダ兼用の1400型として実用的な馬かもしれません。ちなみにレッドファルクス×クロフネはJRAに1頭だけ出走例があり、そのハッピーサプライズは7月に芝1200mの新馬戦を快勝しています。
歩様等動画はこちら
https://youtu.be/DcbITyo3yGo
※2023年2月に両飛節OCD手術を行っております。詳細につきましては以下のURLよりご覧ください。
https://kyoto-tc.jp/pdf/2022/surgery_history_2022-2.pdf
近況
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吉澤ステーブルWEST在厩
柴原マネージャー
「徐々に体力が付いてきましたが、週2回の15-15の登坂を見る限り、まだそこまでの手応えがないですね。馬体重は492㌔。数字は立派なのですが、体つきにまだメリハリが足りません。つまり馬体重は、走るための筋肉によるものではなく、余計な脂肪分が中心となった構成であると考えられます。非常に気の良い馬で、たぶん走らそうと思えば、気性だけでそれなりのタイムを出してしまうでしょう。もしそんなことをすれば、体が未完成であるだけに、故障のリスクが出てきてしまいます。やはり現状はじっくりと進めるのがベスト。心と体のバランスが整ってくれば、競走能力をより高いレベルに持っていくことも可能だと思います。」
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吉澤ステーブルWEST在厩
柴原マネージャー
「15-15のトレーニングは継続中であるものの、まだ体力が不足しているようなので、今以上の負荷をかける運動は控えた方が良さそうですね。馬の成長に合わせて、じっくりと時間をかけて進めていくべきだと思います。宮本先生とも、そのような方針でやっていこうと話し合っているところです。稽古を積み重ねてきた中で、ちょっと繊細なところを見せるようにもなってきていますが、現時点では許容範囲のレベルです。」
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吉澤ステーブルWEST在厩
柴原マネージャー
「本馬も土曜日の調教で坂路15-15を実施いたしました。動きはまずまずでしたけど、今週に入ってちょっと元気がなくなってきましたね。たぶんトレーニングの疲れが出てきたのだと思います。少しメニューを調整してあげましたが、休ませているわけではないので、また活気が戻ってくればすぐに通常メニューへ戻せるはずです。当面、こうした微調整の繰り返しになる可能性があるものの、競走馬として今の苦しい場面をしっかり乗り越えてもらいたいと考えています。」