アンティグラビティの2023
1口出資金 2.64 万円
- 募集総額
- 1,320万円
- 募集口数
- 500口
- 残り口数
- 89 口
性別 | 牡馬 | 毛色 | 鹿毛 |
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父馬 | エスポワールシチー | 母馬 | アンティグラビティ |
母父 | エンパイアメーカー | 生年月日 | 2023/3/23 |
産地 | 日高町 | 生産者 | 浜本牧場 |
育成 | 吉澤ステーブル | 管理予定 調教師 |
高橋 義忠 |
測尺
体高153cm 胸囲171cm 管囲19.5cm 体重438kg 測尺日9月19日
おすすめポイント
父エスポワールシチーは個人的に大好きな種牡馬ですので、どうしても贔屓目に見てしまう傾向があります。母は初仔であるレヴィテーションから一族の特徴であるダート短距離でのスピードを生かす産駒を出してくれました。本馬は姉よりも胴伸びがありますので、もう少し距離は持ちそうですが、気性的にも勝気な馬ですし、本質はダートでのスピード馬と思われます。父特有の柔らかで豊富な筋肉をまとった馬体は、父の産駒としては理想的なもので、今後の成長が楽しみでしかありません。
血統評論家 望田潤氏によるコメント
母アンティグラビティはJRA2勝(ダ1000m)。初仔のレヴィテーションは2月に初勝利をあげました。母母アンティフリーズはJRA3勝で、産駒はナイトブリーズ(JRA3勝)やゴールドフィンガー(JRA2勝)などコンスタントに上級で活躍。牝祖シルバーレーンからはブラックホークなど活躍馬が出ています。母父エンパイアメーカーはUnbridledの最有力後継ラインで北米で父系を伸ばしていますが、肌に回っても優秀な血ですから、アンティグラビティも繁殖として有能と考えられます。父エスポワールシチーは一昨年の地方リーディングサイアーで、ゴールドアリュールの後継種牡馬として最も成功しており、昨年はイグナイターがJBCスプリントを勝ちました。本馬はRobertoのクロスがイグナイターと同じで、Nureyev≒Sadler's Wellsの3/4同血クロスはペイシャエスと同じ。母父Mr.Prospector系はケイアイドリーと同じ。まさにエスポワールシチー産駒の走る配合パターンで、ダ1800mでパワーと機動力を発揮してくれることでしょう。
歩様等動画はこちら
https://youtu.be/h7HfUNqfYrc
近況
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吉澤ステーブル在厩
「他の馬たちと一緒に年末年始は休養させていただきました。休養期間はゆっくりと過ごせましたし、良い気分転換になったと思います。現在はトレーニングを再開しており、じっくりと立ち上げている段階です。現時点では馬体、脚元ともに問題ありませんのでここからは徐々にペースを上げていければと考えています。見た目にも馬体の成長を感じていますので、春先にはメリハリも出てきて、さらに良い体になってくると思います。今後もスムーズに進めていきたいと思います。馬体重は476kgです。」(牧場関係者)
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高橋義調教師
「2023年産の世代から、京都サラブレッドクラブの馬を管理させていただくことになりました。これからどうぞよろしくお願いします。アンティグラビティ2023は馴致前から見ていて、その後吉澤さんへ移動してからも定期的に確認をしています。体の造り的には、小さい馬ではなく、ある程度の馬格になりそうなイメージを持っています。希望としては1800mぐらいまでがレース選択の対象になればと思っているものの、いずれにしても1000mの競馬を連勝したお母さんのスピードと、エスポワールシチーのタフさを受け継ぐような成長を遂げてほしいですね。馬体が伸びやかな感じがしますので、現時点では短いところ一辺倒ではないと見ています。今後もできるだけ牧場に足を運び、責任者やスタッフの意見をしっかりと吸収しつつ、本州移動時期など早めに計画をたてていきたいと思っています。」
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吉澤ステーブル在厩
「中間のリフレッシュを経て、今は騎乗を再開しています。調教メニューは600m屋内コースを2周した後、坂路へ移動してハロン19~20秒くらいで登坂しています。メニュー的には軽めですが、ここから徐々にピッチを上げていこうと考えています。まだフワフワするような若さはありますけど、走り自体は以前に比べるとだいぶしっかりしてきました。動きも良いですし、これからの成長が楽しみですね。」(牧場関係者)