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GREETING

ご挨拶
greeting
皆さま、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
リニューアル後、4世代目となる2022年産馬の募集を開始いたします。

京都サラブレッドクラブは、なるべく損を出さず、長く楽しんでいただくことを何より重視してきました。

圧倒的な安さだけでなく、過去2世代は勝ち上がりも3割を超え、うまく馬を選んでいただければ楽しめるクラブになってきたのではないかと想像しています。

しかし、ただ安くて堅実に走っているだけでは、つまらないという会員様の要望も確実に存在します。そこで、今回からある程度の確率で上を目指せるようなレベルの馬を複数揃えることとしました。

セレクトセールでの購入や、兄弟活躍馬の下など、これまでにないラインナップとなっています。3歳ダート3冠はもちろん芝のレースでも夢は大きくクラシックと目標を掲げて頑張りたいと考えています。

もちろん割安で堅実な馬も、これまで同様取り揃えております。2020年産では出資口数が下から1位2位の馬が勝ち上がっております。

価格が安くても、人気が全然なくても、しっかり走ってくれる馬がいて、それを見つけ出すのが当クラブの醍醐味であり、ある意味真の相馬眼が試されているといえなくもありません。

JRAでの勝ち上がりは容易なことではありません。ですから1勝で馬代金を回収。2勝できれば2頭分回収。そういう価格帯の馬を探す。これは私が馬主になって初期の頃から基準としていた考え方です。ヒットの延長線上にホームランがあり、大振りしていては、損が増えるばかりだと。

しかし近年のセリでは、とくに新しい馬主の方々に大振りが目立ちます。そんな価格で買っても元は取れない、でも安い価格では落札できない。そんなジレンマに、ベテラン馬主は困惑してばかりです。

セリで仕入れて、クラブ募集するとなれば、相当にうまく立ち回らないと、会員様に無駄な負担を強いることとなる。そんな思いを抱きつつ、今年もサマーセールにて、北枕さんとともに馬を選定しました。

サマーセールでの落札馬は、その馬本来の価値を見極め、それ以上の価格に競り上がったと判断した場合、すぐに降りました。競り落とした馬の裏に、その何倍も競り負けた馬がいるのです。

購入できた馬たちは、本来の価値よりも割安なのは間違いありませんので、これが私たちの意思であると胸を張ってご提供させていただきます。

2021年産はたまたま故障が続きましたが、故障しにくい脚元の馬を慎重に選定しておりますので、その部分でもご安心いただければと思います。

また、新たに母馬出資者最優先口数確約制度を導入しました。

今回、南関東3冠馬ミックファイアの妹を募集しますが、母マリアージュはすでに繁殖としては引退しておりますので、場合によっては今回の妹だけが後継の繁殖となるかもしれません。この血統に後々まで出資したいとお考えの会員様は、この機会を逃さぬようご出資いただければ幸いです。

先日新体制となり、会員様にますます楽しんでもらえるような企画も考えておりますので、今後とも京都サラブレッドクラブをよろしくお願い申し上げます。