シェリトリンドの2023
1口出資金 1.54 万円
- 募集総額
- 770万円
- 募集口数
- 500口
- 残り口数
- 414 口
性別 | 牝馬 | 毛色 | 鹿毛 |
---|---|---|---|
父馬 | ビッグアーサー | 母馬 | シェリトリンド |
母父 | ステイゴールド | 生年月日 | 2023/4/23 |
産地 | 新冠町 | 生産者 | 村上 進治 |
育成 | MAXトレーニングファーム | 管理予定 調教師 |
古賀 慎明 |
測尺
体高152cm 胸囲173cm 管囲19.0cm 体重393kg 測尺日8月28日
おすすめポイント
父ビッグアーサーは、産駒の安定性がないというか、コンスタントに走らないのが難点です。骨格が窮屈な馬なので、産駒にそれが似ると大きなアクションで走れないのでしょう。本馬は骨格が伸びやかで、綺麗な体つきをしています。動きも軽く運動神経が良さそうです。これに父のスピード能力が遺伝していれば、芝の短距離戦に対応できるのではないかと見ています。まだ馬体が薄く成長途上なので、幅が出て体重が乗ってくれば、とても見映えのする馬になることでしょう。
血統評論家 望田潤氏によるコメント
エルデスペラードの半妹。母母ラクカラチャはナンソープS(英G1・芝5F)の勝ち馬で、Piccolo×Formidableという粘着力に富む欧州スプリンター血統です。牝祖Careful Dancerにはハイハット≒Aureoleのニアリークロス3×4があり、気難しいですが底力も秘めたボトムラインといえるでしょう。父ビッグアーサーはサクラバクシンオーの代表産駒で高松宮記念の勝ち馬。種牡馬としてもトウシンマカオ、ブトンドール、ビッグシーザーなど芝短距離の活躍馬を専ら出しています。ビッグアーサー×ステイゴールドはJRA4勝の現役オープン馬クリノマジンと同じで、JRA出走3頭中2頭が勝ち馬となっている組み合わせ。この組み合わせはPrincely Giftの5×6となり、ビッグアーサーはサクラバクシンオーよりも締まりの強い体質を伝えるので、Princely Giftのクロスでそこを柔らげることで成功しているといえるでしょう。本馬は母母に入る血もクリノマジンと共通するところが多く、使われながら成長し長く活躍できる芝スプリンターだと思います。
歩様等動画はこちら
https://youtu.be/DVdPYQldCbM
近況
-
MAXトレーニング在厩
「年末年始で1週間ほどゆっくりさせて、6日から調教を再開しております。今は牧場内のトラックコースを使って、じっくりと立ち上げているところです。現在の馬体重は390kgです。この休養期間で多少体重は増えてくれましたが、正直もう少し増えてほしかったですね。飼葉は食べてくれているのですが、まだ身になってくれていない感じです。本格的な成長もう少し先になりそうですね。他馬に比べると小柄ではありますが、走りのバランスは良くて、前進気勢もすごくありますね。馬体の成長が進めばかなり良くなってくると思いますよ。」(牧場関係者)
-
古賀調教師
「いつもお世話になっております。本年もどうぞよろしくお願いいたします。一番最初にシェリトリンド2023を見たのは8月下旬。その当時が392㌔で、コンパクトな印象を受けました。最近チェックしたのは12月中旬あたり。386㌔で数字上は減っていたんですけど、乗り込んできて筋肉が付いてきたように映りましたから、逆にさほど小さくは見えませんでしたね。適性を語る際、血統的背景で最初に目に飛び込んでくるのは父ビッグアーサー。おそらく父のイメージから想像をしていくことになるはずですが、母父がステイゴールドなので、色々と可能性を考えていく下地はあります。本馬を通じて、皆様と喜びを分かち合えるようになればと考えています。」
-
MAXトレーニング在厩
「ここまでは順調にトレーニング出来ています。引き続きトラックコースをメインにしっかり乗り込んでいます。本馬は調教に対して前向きで、とにかく一生懸命走ってくれますね。もう少しリラックスして走れても良いかなと思いますが、性格もあると思います。本馬の一番の課題はやっぱり馬体の成長ですね。年内は基礎体力をつけるため、結構攻めましたが、少し長めの正月休みで心身ともにリフレッシュさせて、成長を促していきたいと思います。」(牧場関係者)