タツサファイヤの2023
1口出資金 2.2 万円
- 募集総額
- 1,100万円
- 募集口数
- 500口
- 残り口数
- 274 口
性別 | 牡馬 | 毛色 | 鹿毛 |
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父馬 | ブラックタイド | 母馬 | タツサファイヤ |
母父 | サクラバクシンオー | 生年月日 | 2023/4/28 |
産地 | 新ひだか町 | 生産者 | 岡野牧場 |
育成 | 加藤ステーブル | 管理予定 調教師 |
牧 光二 |
測尺
体高156cm 胸囲175cm 管囲18.8cm 体重455kg 測尺日9月13日
おすすめポイント
本馬はキタサンブラックと同じ配合で試みたわけですが、やはり相性が良いのでしょうか、過去一番の産駒が出来ました。かといってキタサンブラックのように異常な体高があるわけではないので、タイプは違ってくると思います。本馬は、それなりに体高のある骨格に豊富な筋肉を纏っており、馬の気性によって短距離を走るかもしれませんし、マイルぐらいになるかもしれません。少し予想しにくいタイプではありますが、馬体が良いので一発があっても何ら不思議ない馬だと見ています。
血統評論家 望田潤氏によるコメント
母タツサファイヤはJRA3勝。勝ち鞍は全て芝1200mで、サクラバクシンオー産駒らしいスピードを見せました。牝祖Rosetta StoneからはDe la Rose(北米芝牝馬チャンピオン)、Conquistarose(ヤングアメリカS)、Upper Nile(サバーバンH)といった北米G1勝ち馬が出ます。本馬はブラックタイド×サクラバクシンオーですから、名馬キタサンブラックと同じ組み合わせ。キタサンブラックの出現以降よく試みられた配合ですが、本馬のように母がJRAで2勝以上した活躍馬の場合は、JRAに22頭が出走し10頭が勝ち馬(牡に限れば12頭が出走し6頭が勝ち馬)。キタサンブラックの全弟でJRA4勝エブリワンブラック、JRA3勝ペスカネラ、先日新馬戦を好内容で勝ち上がったカムニャックなどが出ています。本馬はどちらかというと母親似に見えますが、スタミナや粘着力に長けるブラックタイドに、短距離~マイルのスピードを入れるというのは方向性としてまず正しく、芝1400mあたりで母のスピードで先行し、父のスタミナで踏ん張るレースで活躍してくれるでしょう。
歩様等動画はこちら
https://youtu.be/-7zyYon8gqk
近況
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加藤ステーブル在厩
「先日から屋内馬場でダクとハッキングだけではあるものの、騎乗運動を再開しました。休んでいた分、多少チャカチャカする場面はありますが、問題ない範囲ですね。まだケガ明けですので、状態を見ながらゆっくり進めています。走りはゆったりとしていて、背中の感じも悪くありません。屋内は狭いですから本馬は少し窮屈に走っている感じがしますけど、坂路で走らせた方が本馬の良さが出ますね。気性的には今までの兄弟に比べても落ち着いている方ではありますが、時々スイッチが入ることがありますので、その辺は気を付けて進めていきたいと思います。馬体重は476kgです。」(牧場関係者)
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加藤ステーブル在厩
「挫跖した個所の痛みは取れましたので、今はウォーキングマシンでの運動を再開しました。翌週からは通常調教が出来ると思います。馴致などで結構ストレスが溜まっていましたので、リフレッシュが出来たのではないでしょうか。気性的には常にピリピリしている感じですが、これが本馬の特徴でもあると思いながら、大きなケガをさせないよう進めていきたいと思います。」(牧場関係者)
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加藤ステーブル在厩
「本馬の系統は少し気難しい気性をしていますので、初期馴致も気を付けながら進めましたが、母や兄たちに比べるとだいぶ扱いやすいですね。ただ、他の募集馬よりは気難しいですね。坂路での調教も行っていましたが、今朝(取材日)挫跖してしまったので、調教はお休みさせていただきました。痛みが取れれば、また調教は再開していこうと思っています。気難しいところはありますが、動きなどはいいモノを持っていますので、色々と工夫しながら進めて、良い方向へ持っていけるようやっていきたいと思います。馬体重は453kg」(牧場関係者)