ノースショア目黒在厩

目黒獣医

「レントゲン撮影の結果は、だいたい予想していた通りでした。棘のようになっている箇所は、周りの肉で固められている状況です。こちらでの運動後も違和感が出ているわけでないので、施設を移しても大丈夫でしょう。来週の火曜日にトゥモローファームに行く予定ですから、今後について直接、齋藤代表と打ち合わせを行います。移動時期などについては、その時に決定することになるかもしれません。」

ノースショア目黒在厩

目黒獣医

「キャンターでの運動後も違和感は出ていませんね。このまま運動を続けて、来週の木曜日あたりにレントゲン撮影を行う予定です。化骨が進んでいるはずなので、骨端線などはだいぶ埋まってきているものと想像できます。あとは棘のようになっていた箇所。この部分はおそらくそのまま。当初からお話しているように、周りの肉で固められてくるはずなので、そうなってしまえば大きな問題では無くなります。レントゲン結果がわかった時点で、またご報告させていただくようにします。」

ノースショア目黒在厩

目黒獣医

「今のキャンター程度では、新たな問題は出てこないですね。来週もしくは再来週に改めてレントゲン撮影を行い、悪化していなければ、次のステップ。つまり調教施設のある外厩に移動ということになります。あくまで予測ですが、たぶん悪い方向への変化はないと思います。少なくとも、レントゲン撮影上ではそのような診断になるでしょう。見た目で言うと、右膝の内側が骨瘤のように膨らんでいます。ただ骨の組織が腫れの内部を占めているのではなく、塊の中心は肉の組織。レントゲン撮影の結果で、それが明らかになると見ています。こうした腫れは、ずっと残る場合と、徐々に収縮する場合があり、今回どのようになるか、今の段階ではわかりません。ただ仮に腫れが残るようなケースだったとしても、頻繁にその箇所が熱っぽくなったりすれば、良い兆候とは言えないものの、状態が落ち着いたままなら、現時点においては気にしてもしょうがない。そして、少しずつ調教を進めていくべき、という見解になるはずです。」