皆さま、平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
早いもので、京都サラブレッドクラブとして5世代目の募集をさせていただきます。
なるべく損を出さないようにしながら、長く楽しんでいただく、そのために常に出走回数を意識しながら取り組んでおります。
残念ながら2021年産馬については、納得できない成績となっています。運が悪かった部分も多分にあるにせよ、結果的に多くの勝てる力のある馬を勝ち上がらせることができませんでした。
幸い地方の免許を取れておりますので、捲土重来を期して地方から再出発することができるわけですが、次年度よりはこのような失敗をくり返さないよう改善に努めるつもりであります。
2022年世代については、本州移動を早めました。早く移動することで早く入廐し、少しでも早くデビューさせること。そのあたりから取り組んでいるところです。
会員の皆様にご納得いただける成績を出せるよう、今後も常に試行錯誤を繰り返していくつもりでおります。
今回より地方デビュー馬を同時に募集開始することにしました。
それに伴い、これまでのベーシッククリアランス会員を、ベーシック500会員と名称変更いたしまして、適用範囲を拡大いたしました。
JRAデビュー予定馬については2025年4月1日時点で150口以上の残口がある馬、および地方デビュー予定全馬(募集開始と同時に)に出資いただけます。
業界最安値の会費わずか550円(税込)でご参加いただけますので、ぜひご出資を検討ください。
昨今のインフレの影響を受けまして、馬の生産原価が著しく高騰しております。これに伴い、活躍馬の下や出来の良い牡馬については、それに相応しい価格とさせていただきました。
しかし、それ以外の馬、特に牝馬については、これまで同様お求め安い価格を維持しました。正直申し上げて大赤字なわけですが、最初の馬代金がもっとも重く収支に影響を与えます。
またセレクションセール、サマーセールで計7頭を購入して募集馬に加えました。今回からは複数の購買担当者全員が納得できる馬を購入していますので、より精度の高い馬選びが出来たと考えています。
しかも特にサマーセールにおいては、欠点のない牡馬は1000万円を超える価格となる取引が多い中、うまく間隙を縫う形で、どの馬も良い馬を割安に購入できていると自負しています。
会員様のために、たとえ10万円でも割安に仕入れができるように努力し、さらに結果も出せるようセールに取り組んだ結果です。
お陰様で徐々に多くの会員様にご参加いただけるようになってまいりました。それぞれの会員様により、多様なご意見があることを認識し、預託廐舎や起用騎手についても、クラブ側より積極的に働きかけるよう改善してまいります。
京都サラブレッドクラブはこれからも会員の皆様と共に歩んでまいりますので、今後ともご愛顧を賜りますよう、切にお願い申し上げます。