ハッピーディレンマの2021

ハッピーディレンマの2021

1口出資金1.2 万円
  • 募集総額
  • 600万円
  • 募集口数
  • 500
  • 残り口数
  • 満口

性別 牡馬 毛色 鹿毛
父馬 レインボーライン 母馬 ハッピーディレンマ
母父 アグネスタキオン 生年月日 2021/5/14
産地 日高町 生産者 アフリートファーム
育成 加藤ステーブル 管理予定
調教師
栗東・佐々木 晶三

測尺


体高153cm 胸囲171cm 管囲20.0cm 体重445kg 測尺日9月13日

おすすめポイント


北枕鳩三郎氏によるコメント
父レインボーラインはステイゴールド産駒らしい小柄な馬体でしたが、脚まわりの強度に優れ、筋力とバネ感で駆けた名馬でした。本馬は曲飛寄りだった父とは異なり、飛節の造りは直飛寄りで、腰の位置が高めの前傾重心。そのことからもスタートしてからのスピードの乗りが良く、無理なく常に好位からの競馬が可能でしょう。また、キングカメハメハを送り出したマンファス牝系だけあり、良血らしい品のある顔つき。ステイゴールド系統の荒々しさを感じさせつつも、どこか優等生的な雰囲気を醸し出しており、そのギャップも魅力の一つ、推しのポイントと言えます。馬体的にまず目を引くのは、アンバランスに感じるくらい大きなトモ。トモの大きさは絶対正義、スピードの源です。そして、歩かせた際の後肢のバネ感は秀逸。バネ感を生む馬体の構造は様々な要素の組み合わせによって成り立っていますが、その一つに後肢の繋の角度があげられます。本馬の繋は一般的な角度よりも立ち気味も、反発力を生むには適した造りと言え、大きなトモが発する推進力をダイレクトに地面に伝えることができます。瞬時の反応とトップスピードに優れ、芝ダート問わず堅実な走りに繋がるでしょう。マイルから中距離を中心にオールラウンダーとして幅広く活躍できる好素材です。

血統評論家 望田潤によるコメント
JRA3勝ヒプノティストの半弟で、JRA3勝ターゲットマシンの甥で、JRA現役3勝マッスルビーチのイトコ。牝祖マンファスは名馬名種牡馬キングカメハメハをはじめ、サンタアニタダービー(米G1・ダ9F)のThe Deputy、フローラS2着レースパイロットを産んだ名繁殖牝馬です。父レインボーラインはステイゴールド産駒の天皇賞馬(春)で、ステイゴールドとレインボーアンバー譲りのスタミナに加え、母父がフレンチデピュティなので重馬場も鬼でした。本馬はサンデーサイレンス3×3のクロスですが、アグネスタキオンやフレンチデピュティも強いシルエットで、代々芝ダート兼用の血が重ねられており、早期のマイル戦にも対応できる中距離馬というイメージです。ダートや道悪も巧者でしょうから、一言でいうと活躍の場が幅広い、稼ぎ場所に困らないタイプでしょう。父レインボーラインも3歳時はNHKマイルC路線で活躍し、古馬になってステイヤーとして完成しましたが、そんな蹄跡を楽しめる馬ではないかと思います。

血統


血統表


血統表

ブラックタイプ


ブラックタイプ