追加募集!エルデスペラード全妹、シェリトリンド2021の募集を開始します
いつも大変お世話になっております。京都サラブレッドクラブです。
長らくお待たせいたしました。怪我の影響で見栄えが悪くなっているという理由で募集を見合わせていたシェリトリンド2021ですが、写真撮影可能な状態まで回復しましたので、この度2021年産募集馬ラインナップに追加させていただく運びとなりました。
本馬に対する弊社代表・山上和良のコメントは個別のページにございますので、今回は本馬の育成を担当していただいておりますグランデファームの衣斐代表によるコメントをご紹介いたします。
グランデファーム・衣斐代表
「『人懐っこい馬だな』というのが、こちらに移動してきた時の第一印象です。人を信頼しているので、普段から扱いが楽なんですよね。その印象は今も変わりません。通常、過去に怪我をしていた馬というのはピリピリしたところを持っていて、扱いに苦労することも多いのですが、療養先の高橋ファームさんでかなり手をかけてもらったのだと思います。本馬を見ていると、これまでに携わってこられた方々から受けた溢れんばかりの愛情を感じますね。
血統面では、まずHalo、Forli、Wild Riskのクロスがあるところを評価しています。Haloクロスは流行っているので知っている人は多いと思いますが、Forli、Wild Riskのクロスも走っています。また、Formidableが入っているのもいいですね。Formidableの母Native Partnerは、ダンスインザムードやダンスインザダーク、スズカマンボらを出した牝系の祖となった馬で、私が『ハイクオリティアメリカ血統』と呼んでいる、血統表内に存在することで走る確率を飛躍的に高めてくれる優秀な血をたくさん持っています。さらにWarningやWhistling Windといったスピードに長けた血を持つので、単なるバゴ×ステイゴールドとは一線を画す高配合だと感じています。
実際、動きもいいですよ。いかにも芝で走りそうなタイプです。調教の進度としましては、他馬よりも調教の開始が遅かったこともあり、まだBTCの坂路で19-18を2本という段階ですが、動きからは素質を感じますし、ゲート入りの良いです。走りそうな雰囲気を感じます。ただ、生まれも遅いので、スタッフには『素質馬だからといって変に焦らずじっくり仕上げていくように』と伝えています。
自分は血統好きなので、気が早いですがすでに『この馬の産駒を見てみたい』という気持ちにさせられています。それぐらい、馬体も動きも血統も素晴らしい馬です。そのためにはまず本馬を無事に競馬場へ送り出して、何としても勝たせなければと燃えております。」
グランデファーム・衣斐代表だけでなく、お預かりいただく橋口慎介調教師にも1歳の春にご覧いただいた際に高評価をいただいたという経緯もあり、弊社としても募集できる日を心待ちにしておりました。また、近親に海外での活躍馬が出てきたことで、エルデスペラードの募集時と比較してブラックタイプに厚みが増しているというのも心強いです。
ぜひ、ご検討くださいませ。