グレーストスカーナ19は新規開業の美浦・鈴木慎太郎厩舎に正式決定!

2021/02/24

 

皆さま、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。

 

募集開始時に「新規開業厩舎(美浦)」とさせていただいておりましたグレーストスカーナ19の預託先が、3月1日より開業される鈴木慎太郎厩舎に正式決定いたしました。

 

鈴木慎師は愛知県出身の42歳。これまで小西厩舎、加藤征厩舎、堀井厩舎でご経験を積まれ、一昨年の12月、調教師試験に見事合格されました。

 

その後、以前より間近で学びたいと思っていた栗東の矢作厩舎などで、技術調教師として研修。さらに、調教師として開業するための準備などの忙しい日々を経て、現在に至ります。

 

クラブ所属馬として最初に預かっていただくのが、その矢作厩舎にいたバンデの産駒であるグレーストスカーナ19というのも、何かのご縁かもしれません。

 

思いをロゴマークに込める

 

 

「厩舎のロゴマークは、苗字の鈴をイメージ。3つあるのは馬、ファン、厩舎のことをしっかり考えて運営していくという意気込みです。それを囲っている縄を円にしているのは、〝縁〟を大切にしていきたいという考えからです」。

 

鈴木慎師の思いがしっかり詰まったロゴマークは、かなりこだわってデザイナー様に依頼されたもの。「和風」デザインにしたのも、海外研修などを経験される中で、勤勉さや誠実さなどが、海外と戦う上でも重要であることを再認識されたことが理由の一つになっているようです。

 

また厩舎カラーの青と緑は、二人のお子様の名前から引用。そんなところにも、勝負の世界に身を置きながら、家族も大事にされているお人柄が窺えます。

 

 

 

 

『より楽しく、より身近に』

 

競馬に無縁の家庭で育った鈴木慎師がこの業界に入ったきっかけは「北海道旅行」。訪問した牧場でサラブレッドに触れ、あまりの美しさ・神々しさに見入ってしまい、すぐに未経験でも働かせてくれる牧場を探したとのこと。「以来ここまで、本当に楽しく馬に携わらせていただいておりますので、〝より楽しく、より身近に〟を厩舎のモットーにしています」。

 

研修先として希望した矢作厩舎では、働いているスタッフの皆様それぞれが厳しいミッションを持ちながらも、「楽しく仕事をされている様子を目の当たりにした」と鈴木慎師。「同じように運営をしていきたい」との思いが、こうした師のモットーにも込められています。また〝より身近に〟は、特にファンの皆様に、競馬をもっと身近なものとして見ていただこう、という考えから生まれたフレーズです。

 

「馬や会員様をはじめとするファンの皆さんのために、厩舎一丸となって精一杯やっていきますので、どうぞよろしくお願いいたします」

グレーストスカーナ19が、師のもとでどのように育っていくか、これからが本当に楽しみです。