皆さま、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。

 

今回は、先日初勝利を挙げたエルデスペラードと同じエバグリーンセールスコンサインメントさんの中期育成馬、スリーアフロディテ20について代表の藤沢亮輔さんからお話を伺いましたのでご紹介いたします。

 

藤沢さん「神様がこの世の最初にサラブレッドを創造するのであれば、きっとスリーアフロディテ20の姿にするでしょう。それくらいパーフェクトな子でした。力のあるウォーキングをしていましたので、芝でもダートでもベストパフォーマンスを発揮してくれることでしょう。溢れんばかりの運動神経は当歳の頃からピカイチで、自然の摂理に反するような動きを随所に見せていました。中央で4勝したスリーアフロディテの産駒に出資できる機会は今後ないと思いますので、私自身も2口申込させていただきました。約束された勝利の剣を手中に収めた気分です。」

 

藤沢さんのお話にもありました通り、育成牧場の関係者も「動きが軽くて柔らかさも感じますし芝でも走れそう」と仰っていましたので、芝・ダート双方での活躍が期待できそうです。

 

そして、本馬の兄姉たちは

・スズカパイロット（父パイロ）：新馬勝ち

・サイレントナイト（父リオンディーズ）：2着4回、3着3回。未勝利ながらもJRAでの獲得賞金は1,300万円超。

・半姉オーエンズテソーロ（父ラブリーデイ）：未勝利戦で上り最速の末脚を披露し、勝ち馬とコンマ2秒差の4着。

と安定した成績を収めています。複数の兄姉が安定した競走成績を収めているということは、母の繁殖能力が高いということに他ならず、母スリーアフロディテの繁殖能力を裏付けています。馬体や歩様、調教での動きだけでなく、血統面にも活躍が期待できる裏付けがあるのは非常に心強いです。

 

 

2020年産の世代はコンスタントな活躍が期待できそうな馬をたくさん揃えることができたという印象ですが、本馬はコンスタントな活躍はもちろん、上のステージでも通用するであろう大物感も兼ね備えています。

 

本馬は現在北海道の加藤ステーブルで育成されています。調教の様子等をホームページにてご確認いただけますので、ぜひご覧ください！

トレッドミルを走るスリーアフロディテ20。

 

調教後の手入れ中です。

 

 

まずはこのまま無事にデビューを迎えてくれることを願うとともに、大きな舞台へ挑戦する日を楽しみにしています。