リヤンドファミユ産駒がJRAで初勝利!

2022/02/25

 

(写真はミティーク20)

皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。

 

2月20日小倉1R未勝利ダート1700mにて、リヤンドファミユ産駒のエアフォースワンが勝利しました!

 

これまでリヤンドファミユ産駒のJRAにおける最高戦績はエアフォースワン、ベストインクラス、キングスハンドの2着でしたが、遂に待望の初勝利を掴みました。

キングスハンドについての記事はこちら

 

関係者の皆様、おめでとうございます!

 

エアフォースワンは、ミティークの産駒と血統面で”ある共通点”を持っていますので、この勝利は我々にとっても嬉しいものでした。

 

その共通点とは、エアフォースワンが母方に持つDevil’s Bagという血です。Devil’s Bagを母方に持つオルフェーヴル産駒は、現時点で3勝を挙げているエクリリストワールをはじめ、ステイブルアスク、エクリリストワール、コバルトブルー、レヴァンテらがおり、相性の良さが窺えます。

ミティークはDevil’s Bagの血そのものを持つわけではありませんが、Devil’s Bagの全姉であるGlorious Songを持っているのです。このGlorious Songを持つオルフェーヴル産駒も、4勝を挙げオープン入りを果たしたリアンティサージュをはじめ、シンハラージャ、レヴァンテなど上のクラスで活躍を続けています。

 

リヤンドファミユはオルフェーヴルの全弟ですので、エアフォースワンの勝利はオルフェーヴル=リヤンドファミユと、Glorious Song= Devil’s Bagとの相性の良さを示す大きな1勝といえます。

 

最後に、クラブ所属のGlorious Song持ちリヤンドファミユ産駒の様子を紹介します。

アップトゥザナインは現時点で勝利を挙げることはできていませんが、先日坂路で52.6-38.4-24.8-12.3という好時計をマークしているように脚力は十分。復帰戦を楽しみにしています。

そして、妹のミティーク20は北海道MAXトレーニングファームにて順調に乗り込みを進められています。牝馬ということもあり、兄よりも小柄ではありますが、トモにはボリュームがあり、動きに柔らかさを感じます。大きなトラブルもなく進んでいますので、厳しい冬を乗り越えた成果がもうすぐ目に見える形で表れてくることでしょう。

 

 

派手な実績がない種牡馬の子は、市場において比較的安価で取引されることが多いですが、それらの中からも活躍馬が出ているというのも事実です。そういった中から活躍馬を探し出す楽しみも、多くの方に知っていただきたいと思っています。

 

 

募集馬ラインナップの中には、リヤンドファミユ産駒をはじめ、レアな種牡馬の産駒もいますので、ぜひチェックしてみてください!