ラウディ(アルマーズビコーの2018)残口僅かです!

2020/08/05

 

皆さま、こんにちは。

京都サラブレッドクラブの寺田です。

 

特別無料募集キャンペーンにて募集しておりますラウディ号(アルマーズビコーの2018)ですが、残口が僅かとなっております。

大変多くの方にお申込みいただきまして誠にありがとうございます。

そこで今回は、ラウディの祖先からラウディが誕生するまでの歴史を少し紹介させていただきます。

 

まず、本馬のプロフィールですが

•父:モーリス
•母:アルマーズビコー
•母の父:ジャングルポケット

•生産者: 鎌田正嗣
•預託厩舎:笹田和秀(栗東)

となっております。

 

今から53年前の1967年、マイビューパーズがこの世に生を受けたところから、この一族の物語はスタートします。

マイビューパーズ自身は米国で13戦するも未勝利で引退、繁殖牝馬として第2の馬生を歩むこととなりました。

 

競走馬時代には目立った活躍を収めることができなかった彼女ですが、

繁殖牝馬としてはエクリプス賞最優秀短距離馬に選出されたマイジュリエットや、日本に種牡馬として輸入されたリファーズスペシャル、

現役時代に重賞2勝を挙げ、繁殖牝馬としてハーツクライを送り出したビューパーダンスを出産するなど非常に優秀でした。

 

そして、先程挙げたマイジュリエットの娘ステラマドリッドによって一族の繁栄が加速します。

ステラマドリッドは現役時代に米国でG1を4勝し、彼女の血を受け継ぐ馬からミッキーアイル、ラッキーライラック、アエロリットといったG1ホースが誕生しています。

 

ステラマドリッドの直仔として最も優れた競走成績を挙げたのは、本馬の2代母ダイヤモンドビコーでしょう。惜しくもG1タイトルを獲得することはできなかったものの、2002年JRA賞最優秀4歳以上牝馬に輝きました。

 

そのダイヤモンドビコーにダービー馬ジャングルポケットを交配することで誕生したのが本馬の母アルマーズビコーです。

マイビューパーズ牝系の繁殖牝馬とトニービン系種牡馬のカップリングは、ハーツクライの母アイリッシュダンスと同じ配合パターンです。

アルマーズビコーは現役生活は未勝利でしたが、繁殖牝馬としての道を歩み始め、二番仔として出産したのがこのラウディとなります。

 

母のアルマーズビコーは未勝利馬ですが、祖先のマイビューパーズが現役時代に未勝利ながらも名馬を多数送り出し、

同じく直子のビューパーダンスも未勝利ながら重賞馬アイリッシュダンスを輩出したように、繁殖牝馬としてのポテンシャルは疑いようがありません。

 

活躍馬が続出する名門牝系の繁殖牝馬に、グラスワンダー→スクリーンヒーロー→モーリスと3代続けてG1制覇を果たしている日本所縁の父系種牡馬を交配された本馬には自然と大舞台での活躍を期待してしまいます。

 

世界的に大成功を収めているこの一族は全てを手に入れたように思えますが、まだ一度も届かずにいるものがあります。

それが、日本ダービーの称号。

 

あのハーツクライが届かなかった栄光を勝ち取りたい。

この一族を見守っている誰もがそれを願っていることでしょう。その夢をぜひ本馬で叶えられればこれ以上のことはありません。

 

本馬の活躍を我々と一緒に見守り、応援しましょう!