アイヴォリーアイが初勝利!
皆さん、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。
本日8/22の札幌2Rダート1000mで、遂に…
アイヴォリーアイが初勝利を挙げました!
(写真は1歳11月のアイヴォリーアイです。)
スタートで後手を踏んでしまったときは一瞬肝を冷やしましたが、持ち前のスピードを活かしてリカバリーし、道中で先団に取り付くことができました。そして直線半ばで3着馬を競り落とし、最後は追い込んできた2着馬をクビ差退けて見事勝利!
今回は、嬉しい初勝利を収めた彼女の生い立ちについて改めて紹介させていただきます。
私が本馬を初めて見たのは1歳の5月でした。当時からトモの大きさが目立っており、いかにもスピードがありそうな身体つきをしていたということを鮮明に覚えています。
その時に生産者であるナカノファームの方は「アデュラリア(アイヴォリーアイの母)は良い子を産んでくれるのですが、産駒は怪我に悩まされることが多く、現時点では目立った活躍馬を送り出すことができているとは言えません。怪我で競走生活を全うできなかった兄弟の分まで、この子には活躍してほしいと期待しています。」と話してくださいました。
外からは見えない遺伝的なものなのか、彼女も順調にはいかず、ようやく状態が整い、デビューすることができたのは3歳になってからでした。しかし、そこで彼女は既走馬相手に3着と好走します。その後も好走を続けてくれたのですが、相手関係に恵まれず勝ち切ることができず、もどかしい日々が続きます。しかし、今日ようやく待望の初勝利を手にすることができました。
今回もデビューからここまで善戦してきた馬たちが相手でしたので簡単には勝たせてくれませんでしたが、彼女の勝負根性、ジョッキーの好騎乗、怪我等でなかなか順調に進めることができない中でも懸命に仕上げてくださった坂口厩舎の皆様、そして応援してくださった皆様のおかげで勝利を収めることができたのだと感じております。
本馬の関係者の皆様、そして出資者の皆様、本日はおめでとうございます。
今後もアイヴォリーアイをはじめ、京都ホースレーシングの所属馬への温かいご声援をよろしくお願いいたします。