~サマーセールの結果を踏まえて~その1
皆さん、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。
今年もサマーセールが終了しました。販売者を含め、セリの関係者の方々は連日遅くまでお疲れ様でした。
競馬界にとっては夏の大きなイベントのひとつですから、朝から晩まで中継を見ておられたという競馬ファン方も中にはいらっしゃるのではないでしょうか。
少し日が経ちましたが、今回はサマーセールの結果を受けて、今後我々に影響がありそうなトピックを複数回に分けて取り上げることにします。
まずは、このサマーセールにおいても高く評価されていたヘニーヒューズの産駒について。
今年のサマーセールは、上場番号1番ヘニーヒューズ産駒のタイニーダンサー20が46,200,000円という額で落札されるという衝撃的な幕開けでした。
昨今のセリの盛り上がり、ヘニーヒューズ産駒そのものへの注目度の高まりなど、競馬を取り巻く様々なものを象徴しているようで非常に印象的でした。
ヘニーヒューズ産駒は全体としても、落札額の平均が11,903,158円、上場馬はすべて落札されるという高評価を得ており、その評価を支えているのは何といっても産駒の成績でしょう。
2018年に生まれた産駒(現3歳)のJRA勝ち上がり率は脅威の55.7%!
ヘニーヒューズは現在2021年JRA種牡馬リーディングにおいて、ダートでは勝利数、獲得賞金ともに断トツの1位、全体でもトップ10入りを果たしております。
すでにダート界の王としての地位を揺るぎないものとしていますが、それだけでは飽き足らず、勢いはさらに加速しているようにさえ見受けられます。
こうした市場の動向から、ヘニーヒューズ産駒が今後入手困難になることは容易に想像がつきます。手に入ったとしても高額で仕入れることになりますので、気軽に楽しんでいただけるような額で募集することは難しくなってしまうでしょう。プレミアムベリーの1000万円という募集額は、ヘニーヒューズ産駒にとっては実は安価な部類です。ましてや馬体に欠点が少なく、勢いのある方の生産馬で、兄弟がG1で入着しているような馬であればなおのことです。
ヘニーヒューズ×前谷武志さんの生産、という組み合わせからは、4連勝でオープン入りを果たしたクイーンズテソーロや、現在3勝クラスで活躍を続けているコパノリッチマンが出ていますし、本馬は半兄に朝日フューチュリティ(G1)3着のグランレイがいるというのも心強いですね。
当初は懸念していた馬体重も、ここへきてグッと増えたことで入厩も近くなっている状況です。
ヘニーヒューズ産駒に興味のある方はこの機会にご検討くださいませ。
併せて、オリエンタルキングのキャンセル募集も行っております!
本馬の父はヘニーヒューズの後継種牡馬アジアエクスプレス。調教では父系譲りのスピードを見せており、育成担当者の評価も非常に高い1頭です。
こちらはご新規の方限定で、おひとり様1口までとさせていただいておりますが、近況等をご覧いただきながらご検討いただけますと幸いです。
https://kyoto-tc.jp/ch/77