アジアエクスプレスの初年度産駒が重賞初制覇

2020/10/16

 

皆さま、こんにちは。京都サラブレッドクラブの寺田です。

 

JRAでは先週から指定席を購入された方限定ではありますが、お客様を入れての開催がスタートしました。まだまだ道のりは長いですが、平常開催に向けて大きな一歩を踏み出すことができたといえるのではないでしょうか。

 

さて、10/15門別競馬場でエーデルワイス賞(G3)が行われ、アジアエクスプレス産駒のソロユニットが優勝しました。

 

ソロユニットは昨年の同レース2着のアザワクの半妹にあたり、これでデビュー2戦目から5連勝です。

 

レースでは4コーナー手前で楽々と先頭の馬を捉えると、直線でも脚色が衰えることなく後続を完封。2着以下を全く寄せ付けず、4馬身差の快勝で重賞初制覇を飾りました。昨年惜しくも2着に敗れてしまった姉の無念を晴らす圧巻の勝利でしたね。

 

また、これがアジアエクスプレス産駒にとっても初の重賞制覇となりました。アジアエクスプレスは供用初年度にあたる2017年から父ヘニーヒューズよりも多い175頭に交配されていることからも分かるように、馬産地では大変人気があり大きな期待を背負っている種牡馬です。そして初年度から早々に重賞馬を送り出し、前評判に違わぬ活躍を見せていますので、今後がますます楽しみです。

 

アジアエクスプレスは2歳G1の朝日杯FSを制したように「仕上がりの早さ」がセールスポイントのひとつですが、芝・ダート両方の重賞を制覇するなど、芝・ダート兼用というのも強みだと思います。

 

芝・ダート兼用の馬はそれだけでレース選択の幅が広がりますし、そこに仕上がりの早さも加わることでさらに出走機会を増やすことにつながります。早い時期から楽しみたい方にピッタリの種牡馬ではないでしょうか。

今回の重賞制覇を機にさらに馬産地での人気が上がるでしょうし、今後も着々と勝ち星を増やしていくことと思われます。

 

 

クラブ所属のアーベントロート19は、アジアエクスプレス産駒の中でも期待の1頭です。Youtubeに歩様の動画をアップしておりますので、そちらもご覧いただきながらご検討いただけますと幸いです。

 

今後とも京都サラブレッドクラブを何卒よろしくお願い申し上げます。