ミモザゴールが逃げ切り勝ちで2勝目!
※2021年1月23日 小倉7R 1着
1月23日(土)の小倉7R、4歳以上1勝クラス・ダート1700m牝馬限定戦において、ミモザゴール号が見事逃げ切り勝ちを収め、通算2勝目をマークいたしました。出資者の皆様、おめでとうございます。
ミモザゴールは、父がルーラーシップで、母は日本のみならず、海を渡ってオーストラリアでも実績を残したハナズゴールです。同馬は芝で3連敗したあと、初ダートの福島・未勝利戦で圧勝し、直後の昇級初戦でも2着。ただ近走は先行して、被されにかかると失速してしまうという、歯がゆいレースを繰り返していました。対策としてブリンカー着用を試みたりもしましたが、あまり効果はなし。
※2019年6月30日 デビュー戦
ただ風向きが変わってきたのは、昨年12月の半ばあたりからでしょうか。「飼料やサプリを変えたことで、馬に活気が出てきたみたいなんです」と加藤士調教師。
それに合わせて、小倉滞在のプランが具体的に持ち上がってきました。こちらとしても馬の性格上、滞在競馬のプラス面は非常に大きいと見ていたので、小倉で割り当てられる数馬房の中にミモザを入れていただいたことに感謝するばかりでした。
※2020年12月15日撮影
小倉では秋山稔樹騎手が跨っての稽古。美浦では見られなかったような落ち着きがあって、乗り役を手こずらせることがなかったようです。そしてレースの当週、加藤士先生から「今回はブリンカーとメンコを外してみます。秋山君からの希望です」とお聞きしました。つまり乗り役が「外したい」と言えるほど、気性面が安定していたということになります。
加藤士先生によると、「秋山稔樹騎手は思ったことを積極的に話してくれて、意思の疎通が楽」だと。さらに「スタートが上手だし、騎乗の腕や将来性も買っている」と以前から言われていましたので、こちらとしては全てを秋山Jに託すだけです。
そしてそのレース内容は、皆さまご承知の通り。もちろんこの馬向きの馬場状態であることや、減量騎手起用の効果もありましたが、ハナを切って上がりも最速ですから、文句のつけようがない勝ちっぷりでした。秋山稔樹騎手、加藤士先生、厩舎スタッフの皆様、本当にありがとうございました。
以下、レース後の加藤士先生との会話。
「クラブとしては今年初勝利です。ありがとうございます」と私。
「ウチも初勝利ですよ笑」(加藤士先生)
「ご一緒に初勝利を祝えて光栄です笑」(私)
「次どうしましょうか?」(加藤士先生)
「中1週で使える状態なら、平尾台特別という牝馬限定戦がありますね」(私)
「じゃあ、とりあえず火・水あたりの馬の状態と様子を見て、また連絡します」(加藤士先生)
どんな連絡が来るのか、今週ワクワクしながら待ってみたいと思います!
※2018年11月17日撮影