バトゥーキが3勝クラス突破! ~更なる高みを目指して~
2024/11/11
皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。
クラブ所属馬・バトゥーキ号が11月10日の東京9R 銀嶺ステークス(3歳以上3勝クラス ダート1400m戦)で勝利。見事にOP入りを果たしました。
水口騎手をはじめ、1勝クラスで苦戦していた本馬を軌道に乗せていただいた厩舎関係者の皆様、また応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。。
調教師:浜田多実雄氏
生産:川島 正広
育成:グランデファーム
バトゥーキ号の出資会員の皆様、この度の勝利、おめでとうございます!
すでにOP入りが秒読みに入っていたとは言え、何が起こるかわからないのが競馬の世界。調教師・厩舎スタッフが確実に勝利を手にするための渾身の仕上げでレースに臨み、そして磨き続けてきた本馬の最大の武器である末脚を鞍上が活かし切った、素晴らしい勝利でした。
思い起こされるのは昨年10月の新潟。放牧前の成績がひと息で半信半疑だった秋緒戦は、7着という結果でした。ただ馬体回復していて、しかもゴールまでしっかりと追えたことが今後に繋がるのではないかとレース後に鞍上に確認したところ、『万全の状態なら間違いなくやれる』と前向きな発言。その次の京都でのレース後には『1勝クラス突破どころか、上のクラスでもやれる感触を持った』という話が聞けました。この時点から浜田調教師と水口騎手の二人に、『末を活かす競馬で力を付けさせよう』という方針が出来上がったように記憶しています。
ともすれば末脚を活かす競馬というのは不利も受けやすく、敗れた際に取りこぼしたようにも映ってしまう戦法となりますが、バトゥーキ号の場合は、根気強く最後の直線で脚を使うことを教え込み、いずれ戦うであろう上位のクラス相手に通用するような武器を身に付けさせた好例と言えるかもしれません。
今のバトゥーキならOPに入っても十分対応できるはずで、更に地力強化が図れるなら、胸を張っての重賞挑戦も可能と思えます。
なお、本馬の半弟となるサンバホイッスル2023(父カレンブラックヒル)も現在募集中。こちらも兄のあとを追っての将来の活躍に期待しております。