サマーセール回顧 2026~エーシンフォチュナの2025~【北枕鳩三郎】

2026/10/06

 

こんにちは。北枕鳩三郎です。
前回お伝えした通り今回より、サマーセールにて落札した馬1頭ずつについて触れていこうと思います。
※ご紹介順は、セリ落札順です。
まずは募集馬番号26エーシンフォチュナの2025について。

●第1回はこちら→サマーセール回顧 2026【北枕鳩三郎】
●26.エーシンフォチュナの2025詳細はこちら→https://kyoto-tc.jp/horses/248

合言葉は『高知優駿』ということで、下見の段階から高知に送り込む優駿を探していたのは事実。しかしながら、リーガルタイムで夢を見させてもらった園田の柏原先生にも「忘れ物を取りに行きましょう!」と語っていた手前、できれば、高知と園田用で2頭の牡馬を仕入れたいという強い希望を持ってのサマーセールでした。

初日はエーシンフォチュナの25に狙いを定め、この馬は山上代表がかなり気に入っていたのを知っていたので、あとはどこまで競るのか、といった具合でした。下見を終えた当初は、帰りの車中でも「高くても片手くらいで落ちるのでは…」と予想していましたが、セリ当日はビッシリ仕上げてきたのか、めちゃめちゃ見栄えが良かったです。正直、やられたなぁ、と。

案の定、予定よりも高くなってしまったのですが、この辺りのエピソードは山上代表のブログ内容と重複するので割愛し、自分は馬体と歩様から見た、本馬の良さをお伝えしたいと思います。

動画:サマーセール当日1

まずは何と言っても十分な馬格。かといって、重苦しさは微塵も感じさせず、アニマルキングダム産駒の活躍馬に共通するシャープなシルエットの持ち主です。特徴的な折りの深い曲飛は、代表産駒のタガノアビーにも似た造り。すでに若干の後傾重心であることからも、本馬は競走時には中段から捲っていく競馬が主になりそうな気がしています。曲飛というと、極端に嫌う関係者もいますが、立ち姿ではなく、歩様時にどう作用しているのかを確認することが大事です。

動画:サマーセール当日2

本馬は後肢の繋が硬めであることで、鋭角に蹄が着地しても、曲飛による寝繋リスクが皆無であると断言できます。地方の深い砂をしっかりと捉えて蹴り上げ、推進力に換えることができる構造です。また、ゆとりのある背中の長さと肩の可動域の広さからは、跳びが大きな中距離馬の印象が強く、1900mの高知優駿を狙うには条件が揃い過ぎて逆に不安になるくらいです。2年前、同じく栗毛で見栄えのしたリーガルタイムを落札した時の感触に近いものがあるので、期待していただいても良いと思います。

高知競馬場まで口取りに行くのは大変かもしれませんが、再来年の6月(高知優駿)は旅行の計画を今のうちから立てておいてください。

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北枕鳩三郎 氏 プロフィール
約35年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、JRAと南関東競馬のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールやサマーセール、一口馬主募集馬ツアーに参加し、現役馬から1歳馬まで数えきれないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。
京都サラブレッドクラブでは、2022年より募集馬選定に携わる。