サマーセール回顧 2026【北枕鳩三郎】
2026/09/25

こんにちは、北枕鳩三郎です。
山上代表が今年のサマーセールにかんしての回顧ブログを一通り更新されたのを見て、この文章を書き始めております。
自分の視点では、どう感じていたのかを少しお話しさせていただきたいと思います。
今年は事前に、牝馬はオールスルーで行くことと、一頭あたりの予算を少し上げていただける、という2点を聞いておりましたので、非常に戦略が立てやすく大変助かりました。クラブのコンセプトどおりにリーズナブルな価格での募集となれば、落札価格もかなり低く想定しなければならない、というのが昨年までのいわゆる縛りでした。
しかし、今年度は予算を上げていただいたことで、選択肢の幅が大きく拡がりました。たとえば、選べる種牡馬の質と数が違います。いままでは、最初から無理だと諦めざるを得なかった人気の種牡馬の仔であっても、チャンスのある価格帯まで競ってもかまわない、というお許しが出たと思ってください。ダビスタなどの競馬シミュレーションゲームで、種付けしたくてもできなかった高級種牡馬に、種付けできるようになった時の喜びに近いものがあります。
また、種牡馬だけではありません。いわゆる繁殖牝馬、つまり、ブラックタイプについても、より近親に活躍馬のいる馬も選択肢に入れてもイイ状況になったのです。それだけでなく、昨年度あたりからは、少なくとも母父がマイナー種牡馬の上場馬は避けるようにしてきましたが、より一層、母の血統を吟味できるようになり、おかげさまで代々重ねられた種馬を確認する余裕も生まれました。※血統に目を瞑ることをせずに済みました
ちょっとした予算の違いですが、サマーセールでは、購買層の関係でここが非常に大きな差となり、選択の幅や自由度がまったく異なってくるのです。
この馬はここが人気にならない(欠点に感じる)だろうから安価で落札できそう、という穴狙いの思考から、ある程度、人気の馬も買える本命党の視点で上場馬を選べるようになりました。出発点が違うことで、気持ちにも余裕が生まれ、それは事前の下見の段階から好影響があったように感じています。
では、次回からは、それぞれの落札馬について触れていきます。
良くも悪くも、北枕セレクトがどの馬なのか、気になっている会員さんもいらっしゃると思います。毎年、かかわらせていただいているのはサマーセールが主体。セレクションには同行しておりませんので、その点だけはご承知おきください。
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北枕鳩三郎 氏 プロフィール
約35年間、パドックの最前列にこだわり続け、学生時代には年間365日、JRAと南関東競馬のパドックに立ち続けたことも。競馬場以外にもセレクトセールやサマーセール、一口馬主募集馬ツアーに参加し、現役馬から1歳馬まで数えきれないほど馬体を見続けてきた。その馬見に関してはネットを中心にカリスマ的人気を誇る。
京都サラブレッドクラブでは、2022年より募集馬選定に携わる。
