【教えて、山上代表!】Vol.12

2026/10/02

 

皆さま、いつもお世話になっております。
京都サラブレッドクラブです。

【教えて、山上代表!】Vol.2以降は、いただいたご質問と代表の山上和良による回答のみ掲載とさせていただきます。
Vol.1はこちら


【ご質問】

現2歳馬のディナルについて、最近の近況では騎乗調教が再開できて一安心ではありますが、年始に骨盤骨折が判明した際には予後不良や競走能力喪失の近況が来ることも覚悟していました。
骨盤骨折はかなり重度の故障だと思っているのですが、ディナルをファンド解散せずに運用継続を決断された時、どのような考えだったのか教えて頂きたいです。また、今後の見通しや運用方針について、教えて頂けることがあれば教えてください。


【山上和良】

骨盤骨折は確かに重症化するケースが多いです。
しかも、検査しても明確なことがわかりにくいので困るのです。
ただ悪いものは、時間とともに悪化していく傾向がありますので、そういう意味ではデイナルは治ってくるのではないかと様子を見ました。

そして4月末に最終判断をしようと、育成牧場を訪れました。
当時はまだ運動を控えていましたが、ピョンピョンと飛び跳ねて、全然痛そうにしてませんでしたので、これは行けるだろうと判断して、今に至ります。

腱や靱帯の損傷は、治療しても完全には治りませんが、骨折は普通に治りますので、もし早めにあきらめて、その後他の馬主さんの元で元気に競走していたらと考えると判断は慎重にならざるをえません。

グランフィエルテはまさに我慢が正解だった一例ですが、ディナルにも同じように復活してもらいたいと願っています。
できれば3歳の早い時期にデビューできればと考えています。