【教えて、山上代表!】Vol.7

2026/09/16

 

皆さま、いつもお世話になっております。
京都サラブレッドクラブです。

【教えて、山上代表!】Vol.2以降は、いただいたご質問と代表の山上和良による回答のみ掲載とさせていただきます。
Vol.1はこちら


【ご質問】

募集馬の適性判断に関する情報開示について、今後ミオスタチン遺伝子検査など、科学的な適性判断に関する情報を募集時に開示する可能性はありますか。

 

【山上和良】
最近は、ミオスタチン遺伝子や体高遺伝子を調べることが、やや流行しています。
これらは、単純形質の遺伝で、単一の遺伝子によってのみ決まるので、わかりやすいというのが流行している理由の一つでしょう。
いわゆるメンデルの法則に従って遺伝するので、理解しやすい。

では、CC型ですと断定されると、もう中長距離戦は使わないのか?
CC型でも中距離を走って活躍する馬もいます。
どちらかといえば短距離かなあという程度のことを調べるために、毎回費用をかける必要があるのか?
ということです。

競走馬の能力は、複雑形質の遺伝、つまり多数の遺伝子と環境要因も組み合わさって発現するものです。
そんな単純なものではありません。

一つの判断材料としてミオスタチン遺伝子を調べることは、たいへん有用だとは思うのですが、費用をかけてまで全例検査する必要はないと私は考えています。