激しい叩きあいを制しダービーDayの東京を沸かす初勝利!~トワイライトビュー~
2026/06/03

皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。
トワイライトビュー号が、2026年5月31日(日)・東京2R 3歳未勝利ダート1400m戦で見事初勝利!
長い直線で繰り広げられる2頭の激しい競り合いは声を出さずにはいられない、競馬ファンを熱くさせる、見ごたえのあるレースでした。
関係者様、本馬を応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
調教師:中川 公成 氏
生産:イワミ牧場
育成:MAXトレーニングファーム

出資会員の皆様、おめでとうございます。
勝利当日の東京競馬場は日本ダービーDayということもあり、午前中のレースにもかかわらず多くの観客が詰め寄せていました。たくさんの目に見つめられる中、2頭の叩き合いは場内を沸かせます。途中先頭を譲ったように見える場面もありましたが、しっかりゴール前でアタマ差前に出て、勝負強さを見せました。
6戦目での勝ち上がりとなりましたが、過去5戦すべて掲示板(5着→5着→5着→5着→4着)を外さない馬主孝行な結果を残していたものの、やはりここまでくると、勝ちを見たいもの。
本馬は元クラブ馬のオリエンタルキングの全弟、現在クラブ馬として2勝クラスで活躍中のケーヴァラの半弟に当たります。ケーヴァラの未勝利時代の戦績をご存じの方なら「君もか。」と言いたくなるような戦績を歩んでいました。(※ケーヴァラは未勝利の全6戦、すべて掲示板(0-2-3-1-0)で惜敗。地方転厩を挟んで、JRA再転入を果たし、初戦で1勝クラスを勝ち上がりました)
戦績だけを見ると、ある程度の能力を持つ馬が好走を続け、時が来て勝利をつかんだように見えなくもないですが、それだけのことと簡単に片付けたくありませんので、ここまでの紆余曲折と関係者の方々のお力と本馬についてお話しさせてください。
、ファナティカル(3548)、レヴィテーション(9327)5-300x176.jpg)
画像:クラブ馬レヴィテーション・ファナティカルと併せるトワイライトビュー(画像右)
育成時代の初期段階から、「背中や脚運びが良い、走りがパワフル」と、動きについてはお褒めの言葉が多数見られていました。ただ、気性については、「かなり子供っぽい、集中できていない」と幼さが目立っていた様子。しかし、調教を進めると気持ちを前面に出し、北海道の育成牧場では地方重賞レースで絶賛活躍中の同い年のクラブ馬リーガルタイムと併せると、お互いに闘争心を出しあい、時には少しオーバーペースになることも。今振り返ると切磋琢磨していたことも功を奏したのだと思います。
2025年7月18日栗東・佐々木厩舎に初入厩。
2025年8月17日のデビュー戦はノドの音のことを考えて、短距離戦を選択。いかにも初戦らしく戸惑いを見せながらのスタート。そのため後方で運ぶこととなりましたが、直線で脚を伸ばし、11番人気の低評価ながら掲示板を確保しました。まだまだ緩い馬体が目立っていましたが、それに反して手応えを感じる内容でした。

画像:デビュー戦のパドック 482kg
フォームの改善等にもご尽力いただきつつ、良化を見せながら2戦を消化し善戦していましたが、ここで軽度の骨折が発覚。3か月の休養を余儀なくされます。
このタイミングでの故障は残念でした。管理いただいていた佐々木晶三元調教師が2026年3月3日で定年を迎えられるため、新しい所属厩舎に転厩せざるを得ません。検討の結果、本馬とマッチするであろう、美浦の中川公成厩舎へ転厩の運びとなります。
外厩を含めての慎重な管理のおかげで無事に回復を遂げ、期待の転厩初戦は5着。ケガで休んでいたことを考えると、結果としては安堵の5着だったのではないでしょうか。
次のレースは着順を上げて4着。中川調教師や継続騎乗いただいた原騎手は、手応えを感じ、作戦に思い至ったのではないかと思います。
そして、距離やレース運び等試行錯誤し、最後のワンパンチを求めたキャリア6戦目の今回。関係者様の努力や本馬の頑張りがようやく報われます。

レースでは前述のとおり、激しい叩き合いが長く続きましたが、最後に苦しくなるところを、鞍上の叱咤激励に応え、譲らなかった本馬の粘り強さも光りました。
この勝利は、難しい課題のある本馬の能力を信じ、距離やコース形態、レース運び、パドックからゲート裏の馬装に至るまで熟考いただいた関係者様の努力の賜物だと思います。

画像:勝利当日のパドック 514kg
走る毎に良化を遂げており、まだまだ気性や体型の幼さが残る中での勝利。本馬はこの後去勢を予定しています。勝利してもなお、まだまだ伸びしろを感じさせる本馬。末永く活躍してくれることを願います。
引き続きトワイライトビュー号へのご声援、何卒よろしくお願い申し上げます。