皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。

マイリトルヒーロー号が、10月26日・京都2Ｒ 2歳未勝利芝1600m戦で初勝利を挙げました。前を走る単勝1番人気の馬をゴール前でしっかり捕らえ、突き抜けて快勝。2023年産クラブ中央所属馬初勝利となりました。

関係者様、本馬を応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。

調教師：高橋 康之 氏

生産：上野 正恵 氏

育成：加藤ステーブル

出資会員の皆様、おめでとうございます。

本馬は今年8月23日中京第4レース2歳新馬芝1400m戦にてデビュー。この時から2番人気と支持を集め、しっかり3着と好走します。
その後放牧を挟み、10月8日に帰厩。休み明け1戦目、キャリア2戦目にして初勝利を手にしました。

これだけ順調に能力を発揮している本馬はどんな経過をたどってきたのか。当クラブでは募集開始後近況を1歳の11月より更新しているので、改めて振り返ってみました。

すると一番最初の更新で、「気持ちも前向きで結構スピードはある。ただ、体つきは幼く、今後の成長がカギ。」とのコメントが。そのころからスピードの片鱗は見せていたようです。あとは、早期デビューできるタイプではないかとのコメントも。

1歳のころから近況には、馬体が成長する様子があれば、出資の検討に価値がありそう。そんなヒントがあったように思います。

実際、比較的早い2歳の7月17日にはトレセンに入厩。7月24日にゲート試験合格。
思い描いた一番良い方向に進んできたことがわかります。

入厩前よりも、本馬の実力が顕著に表出したのは、トレセン入厩後でした。

もともとダートデビューを考えていましたが、追い切りに跨った永島騎手から、手応えとして良く動く雰囲気があるとのことで、芝から使い出すことに。そのコメントの通り、同厩舎所属のOP馬と併せると、まさかの追走して先着。
もちろんそれぞれの馬に調教の目的があって指示がありますから、一概にはいえないものの、かなり期待できる内容でした。

このような経過もあってか、新馬戦では2番人気に支持されます。結果は3着でしたが、勝ち馬との差は0.2秒と差のない3着で、上りも最速タイ。デビュー戦にして勝ちも見据えられるレースを見せてくれました。

一度放牧に出て帰厩してから2戦目までの調教でもＣＷコース82.4-67.4-52.5-37.0-10.9（終い重点）の好時計をマーク。特に終い1F10.9はまぐれで簡単に出るタイムではないはずです。

追い切りに跨った方からもデビュー戦の前よりも感触が良いと期待ができるコメントが。

残念ながら、これまで追い切りから実戦騎乗まで関わってくださった永島騎手は別の開催場での騎乗があり、2戦目の手綱を取っていただくことができませんでしたが、本馬についてお気に入りの馬で乗れないのは残念とおっしゃるほど、期待していただいていたことが分かります。

ここまで、「あとは勝つだけ。」と言わんばかしのコメントの数々ですが、当日は雨予報で、ダイナミックなフットワークをするタイプだけに、あまり馬場が悪くなってほしくないと不安な点も少々。

 

そんな中迎えたキャリア2戦目は坂井瑠星Jを鞍上に迎え、菊花賞デーの京都競馬場が舞台。

レースは大外枠からスタートを決めると、無理せず中団の位置取り。直線で追い出されると、反応し、残り50メートルあたりで前の馬を捕らえると、その勢いのまま振り切って完勝となりました。

不安視した当日の馬場は、芝稍重のコンディション。
レースペースはハイペースで、展開が味方したことも確かですが、この馬場状態で、少し走りにくさを見せながらの勝利。非常にスムーズな競馬を披露しており、しかも最後にかわした相手は人気馬で、しっかり実力を発揮した勝ち方だったのではないでしょうか。

この勝利は京都サラブレッドクラブ2023年産中央所属馬未勝利脱出第一号となりました。
さらに、この10分後に発走した新潟3Rではバトゥカーダが初勝利を挙げます。
さらにさらに、この日の夜にはクラブパーティーも予定されており、大変大盛り上がりを見せました。

小さなヒーローによる大きな一歩。2歳時の勝ち上がりは、この後の活躍をさらに夢見ることができ、本当に楽しみでなりません。

引き続きマイリトルヒーロー号へのご声援、何卒よろしくお願い申し上げます。

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現在2024年産馬の募集中です。まだまだ残口もございます。今回勝利したマイリトルヒーローも実は満口とならなかった馬。現在残口のある馬の中から、未来の活躍馬を探してみてはいかがでしょうか。今後2024年産馬の近況も続々更新予定です。アプリをダウンロードいただくと、近況を即座にチェックできます。ぜひご出資のご検討をよろしくお願いいたします。