ケーヴァラが中央復帰初戦を5馬身差の快勝で飾る

皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。
ケーヴァラ号が中央再転入初戦、10月19日・新潟6R 3歳以上1勝クラス ダート1800m戦で見事勝利。中央競馬初勝利で1勝クラスを卒業しました!
関係者の皆様、そして応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。
調教師:羽月 友彦 氏
生産:イワミ牧場
育成:加藤ステーブル

出資会員の皆様、おめでとうございます!
これまでの戦績は中央競馬でも、園田競馬でも堅実。デビュー戦の4着を除けばすべて馬券圏内で、賞金を確実に稼いで馬主孝行の成績を残していました。
というのは数字からの話。3歳時、ここで勝ち切れば中央競馬に残れるというところで一歩届かず、地方競馬にて再チャレンジの道を歩むこととなりました。
挑戦の場の園田競馬では、転厩後3連勝で実力の片鱗を見せたものの、中央復帰を視野に入れた年明けのレースから、よもやの2着を5回続け、やきもきさせられること半年。2025年6月26日のレースにて6馬身差の圧勝で、ようやく中央競馬へ復帰のゴーサインと相成りました。
再転入後も、牧場で爪の状態の確認や歩様の硬さの解消に若干の時間を要し、入厩したのは9月中旬。かならずしも順調であったわけではありませんが、暑い夏もピークを過ぎ、関係者のさまざまな工夫で出走まで進めていくことが出来ました。
当日のパドックでは、外を大きく回って堂々とした歩様。立ち止まって見つめられた時に、風格のようなものが感じられたのは、贔屓目なものでしょうか。
レースでは、スタート直後騎手の手に反応し、一週目ゴール板前では大外枠から一気に先頭に立つと、2コーナーで2番手に控えレースを進めます。向正面で他馬がまくってくる場面がありましたが、冷静に対応し自分の走りを維持。直線入口で先頭に立つと、新潟競馬場の長い直線では突き放す一方で、結果、前走の園田競馬と同じように、安心してレースを見ることが出来る形となり、最後は5馬身差での快勝。
クラスが上がったあとの走りにも期待を持たせるレースだったと見ています。

これまでも当クラブ馬に関わっていただいている羽月調教師。また、当クラブ馬の多くに騎乗し、当馬には調教から跨っている柴田裕一郎騎手。本馬の特徴を掴み、綿密な作戦を練り、調教師は新潟へ臨場、直接の指示もありました。関係者のチーム力も見逃せませんね。

ダート中距離での勝ち上がりは、これからのレースの選択がしやすくなったと思います。
今回は、関西馬の新潟競馬場での出走で、足を運ぶのは大変だったかかもしれませんが、
是非、競馬場にも足を運んで、応援していただければ嬉しいです。
引き続きケーヴァラ号へのご声援、何卒よろしくお願い申し上げます。