デアノヴァが実力馬たちを捻じ伏せ、3歳OP入り!
皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。
3月12日中京6R 3歳1勝クラスでデアノヴァが2勝目を挙げ、フルムに続く2頭目の3歳OP入りを果たしました!
関係者の皆様、応援してくださった皆様に感謝申し上げます。
そして会員の皆様、おめでとうございます!
初の長距離輸送、初の中京競馬場、デビュー戦以来のコーナー4つのコース形態など、不安材料もありました。さらに、すでに1勝クラスで上位争いをしている馬がいるなど、相手関係も決して楽ではなかったはずです。しかし、そんな心配を他所に、本馬は持ち前の切れ味鋭い末脚で、実力馬たちをなぎ倒してしまいました。
また、初めての環境でも実力を発揮することができたのは、調教も含めてデビューから一貫してコンビを組んでくださっている宮崎騎手の影響も非常に大きいと感じております。
レース後の検量前にて。宮崎騎手にとってはバースデー勝利となりました。おめでとうございます!
日を追うごとに進化し続け、レースの度に我々の想像を超えた走りを見せてくれる本馬であれば、さらなる強敵さえも打ち負かしてしまうのではないでしょうか。
本馬は3代母に名牝シンコウエルメスを持つという良血馬ですので、募集時から期待していた馬ではありましたが、5月生まれということもあり、募集時は馬体に幼さが目立っており、正直見栄えするようなタイプではありませんでした。しかし、そんな彼女の活躍によって、若い時期に見栄えのしない体つきの馬であっても、牝系が優れていれば、上のクラスでも十分活躍できるということを多くの方に知っていただけたのではないかと思っております。
過去に弊社の代表の山上が当ブログや、パンフレットの挨拶分にて述べているように、我々は馬の選定を行う際に、その馬の父だけでなく、牝系にも重きを置いております。それは、牝馬を通じてのみ受け継がれる遺伝子のひとつが、優れた競走馬を生み出す上で非常に重要な役割を果たしていると考えているからです。
過去の記事はこちら!
叔父にリーチザクラウンを持つノーブルクラウン20をはじめ、一族にダービー馬ディープブリランテやバブルガムフェロー、ザッツザプレンティがいるバブルウィズジョイ20など、今年のラインナップにも名牝系出身の馬が揃っています。出資の検討をされる際は牝系についても見ていただくと、より馬選びが楽しくなるのではないでしょうか。
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