第21回 今年の募集馬~代表・山上和良~

頑張って繁殖牝馬の質を上げたとしても、種付け種牡馬で失敗しては、なんの意味もありません。
種牡馬は、リーズナブルでなおかつ資質の高い馬を選定する必要があります。
現3歳世代では反省点があり、未勝利戦が終了したあたりで総括しますが、産駒成績から資質の高い種牡馬であると見込んだ場合、集中的に種付けする場合があります。
2024年の種付けでは、グレーターロンドンとゴールデンバローズでした。
北海道視察報告でグレーターロンドン牝馬を1頭ご紹介しましたが、昨年産まれたグレーターロンドン産駒4頭がすべて牝馬という不運な結果となりました。※北海道視察の記事はこちら
グレーターロンドン産駒は小さく出るという致命的な欠点があり、特に牝馬においては余計にその短所が目立ってしまいます。
ですから4頭中、何頭までが募集できるレベルに育つか、現在経過観察中であります。
もう1頭のゴールデンバローズ。
こちらは、牡馬が2頭、牝馬が1頭おります。
このゴールデンバローズという種牡馬は、おそろしく仔出しが良いと感じています。
ゴールデンバローズは1世代だけ種付けして、需要がないので、その後3年間種付けを休止していました。
しかし、その残された1世代目がかなりの活躍を見せているので、種牡馬復帰を果たしました。
正直、初年度に種付けされた繁殖の質は下の下というレベルでしたが、産駒はコンスタントに活躍しており、種牡馬としてのポテンシャルは特筆すべきものがあるのではないかと考えました。
そこで種牡馬復帰1年目から複数頭に種付けしてみたところ、実に見映えのする良い馬を出すのです。
勢い余って、今年の当歳(2026年産)は6頭になりました。
来年もそのぐらいは産まれるはずです。
ゴールデンバローズについては、かなり自信がありますので、今後楽しみにしておいてください。
シニスターミニスター以来の大当たりがあるかもしれません。