第17回 騎手の起用について その②~代表・山上和良~
2026/05/08

水口騎手が引退しました。
これまでのように、調教→レース→調教→レースと積み上げていくスタイルは崩れました。
レースで都度違う騎手が騎乗すると、意図の不明なレースが多くなり、見ていてもストレスを感じます。
今となっては調教からレースまで一貫してやってもらうことは容易ではありませんし、水口騎手のように本場だろうがローカルだろうが、関西だろうが関東遠征だろうが、常に優先してくれる騎手は存在しません。
そこで、ある程度のまとまりの中でそういう体制を構築できればと考え、現在取り組んでいます。
主戦騎手は誰で、乗れない時は意図を汲み取って騎乗してくれる騎手を起用する。
そのようなお願いをするようにしています。
もちろん全馬ではありませんが、考え方として、育てていかねばならない馬については、そういう運用をする方針にしています。
調教師によく依頼する騎手について、私の印象を述べます。
秋山稔樹
彼はとても賢い。よく考えて騎乗してくれます。
調教も真面目に一生懸命にやりますので、特定の厩舎からの信頼が厚く、よく乗せてもらっています。
馬に競馬を教えこんでいくのはとても上手いと思います。

画像:ディオスパーダと秋山騎手
柴田裕一郎
減量なら裕一郎。
技術的にはまだまだですが、真面目で指示通り乗ってきます。
たとえ40歳になろうが、100勝するまで坊主頭を続けると宣言しており、その気持ちを買っています。
特別な指示をしなくても、こちらの意図を汲んだ乗り方をしてくれ、京サラスピリットを会得してくれているのは心強いです。

画像:ケーヴァラと柴田騎手
国分恭介
エージェントの関係で今後はよく乗ってもらうことになります。
騎乗技術はかなり高く、上位騎手に引けを取らないと私は見ています。
頼めば調教から乗ってくれますし、協力的な姿勢で動いてくれてますので、頼もしく感じています。

画像:アンティームと国分恭騎手
それ以外には最近怪我から復帰をした川須騎手、減量なら和田陽騎手も意図を汲んで騎乗してくれます。
以前は水口騎手の個人プレーに頼っていたものを、これからは京サラの血が流れているチームとして取り組んでいく。
そのような方針で騎手運用をしてまいりたいと考えています。
※ブログ内で述べている見解・方向性等は、個人の考え方に基づくものであり、運用面に関する様々な決定事項は、運営事務局が適切に最終判断をいたします。騎乗依頼についても、厩舎側のご提案などを踏まえつつ、ブログ内記述の騎手だけでなく、状況に応じて成績トップクラスのジョッキーを始めとするその他の騎手にも依頼をさせていただくことにしております。