【教えて、山上代表!】Vol.3
2026/08/24

皆さま、いつもお世話になっております。
京都サラブレッドクラブです。
【教えて、山上代表!】Vol.2以降は、
いただいたご質問と代表の山上和良による回答のみ掲載とさせていただきます。
Vol.1はこちら
【ご質問】
代表は初期育成の重要度をどのように考え、どういう理念で預託先を決めているのか知りたいです。
【山上和良】
初期育成を北海道で行われる育成とするならば、最も大切なことは、取り返しのつかない怪我をさせないことだと考えています。
予測できない事故や防ぎようのなかった怪我は仕方ありません。
問題になるのは、防ぐことのできた怪我、発見が遅れたために重症化してしまう怪我です。
過去お付き合いしていた育成牧場を使わなくなるのは、これが原因になっている場合が多いです。
その上で、ある程度の基礎体力がつけば十分です。
早い時期にストレスのかかる調教を課すと、ストレス耐性の低い馬は、交感神経優位の状態が続き、常にイライラし、餌を食べず、身体が大きくなりません。そして何よりも走ることが嫌になる。
理想は、ストレスなく耐えられるギリギリの強度の運動を課しながら、馬が気づかないうちに体力が増強されること。その微妙な匙加減ができる育成が最良です。
BTCの坂路は負荷が軽いとよく言われますが、初期の育成ではそれぐらいでちょうどいいと考えています。レースに向かうには足りなくても、第一段階としてはそれでちょうどいいのです。
