第13回 エントルードの今後~代表・山上和良~

2026/04/03

 

エントルードはレース後、両前肢の腕節に剥離骨折が見つかりました。
手術して復帰までには9ヶ月程度かかりますので、JRA登録を抹消して、地方(高知)からやり直すことにします。

はっきり言ってエントルードはJRAでレースをするには太すぎます。
現状470kg台が適正ではないかと思うので、20kgは太い。
しかし絞れないのは外厩や厩舎が悪いわけではないと、私自身は考えています。


※デビュー戦のパドック(494kg)

悪いのはエントルード自身の性格。
前進気勢がないと一言で済ませてしまえば、それまでなのですが、調教から真剣に走らない、しんどいことはしたくない、そういう性格なのです。
「ドラえもん!楽にトレーニングできる道具を出してよ〜」と訴えている声が聞こえてきそうです。

太いから調教がしんどい。
しんどいから手を抜く。
手を抜くから絞れないの悪循環になっているのではないか。

ただ、すごく太い身体ですが、3戦目に見どころのある競馬をしてくれました。
3ハロンだけの競馬に徹したら、鋭い末脚を披露してくれました。

末脚のある馬は、うまく嵌れば上のクラスに駆け上がれる場合があります。
適正な体重でレースをすれば、さらに良い脚を見せてくれるのではないか。
そんなわずかな希望の光を見せてくれたレースぶりでした。

しかしその性格から、エントルード自身の頑張りに期待することはできませんので、この休養期間に去勢を行います。
それだけでおそらく20kg程度体重が落ちるはずですので、その身体で地方から再チャレンジさせてみることにします。

会員の皆様には、ご負担をおかけして申し訳ございませんが、もう少しだけ馬にチャンスをお与えくださいますようお願い申し上げます。