バトゥカーダが着実に力をつけて2歳未勝利戦で初勝利!

2025/10/30

 

皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。

バトゥカーダ号が10月26日・新潟3R 2歳未勝利 ダート1800m戦で見事勝利。10分ほどの差で2023年産クラブ中央所属馬初勝利とはなりませんでしたが、2歳馬のうちに未勝利戦を勝ち抜けました。

関係者の皆様、そして応援いただいた皆様、本当にありがとうございました。

調教師:安達 昭夫 氏

生産:木村牧場

育成:吉澤ステーブル

出資会員の皆様、おめでとうございます!

本馬は、4月24日に栗東トレセンに入厩。パートナーを川須騎手とし、5月9日にはゲート試験に合格しました。時折、煩い面を見せるなど、気難しさを感じさせ、なかなか言うことを聞かないこともあるようでしたが、根気よく教え込み、6月22日に阪神ダ1200mでデビューを迎えました。

直前の追い切りで好時計をマークしたことから、一部では期待を寄せられたものの、4着。
スタートにアドバンテージがないとポジションが取りにくい内枠でしたが、それでも一定の能力は示すことができたデビュー戦となりました。

ここで一旦放牧に出てリフレッシュ。

帰厩後、気性はすぐに解消とはいきませんが、粘り強く調教を重ねます。口向きの悪さも見せることがあり、関係者の間で、調教日をずらしたり、距離も熟考。力を発揮させる工夫をしての2戦目、9月6日は阪神ダ1400mで5着。久々のレースであることもあり、次につなげる競馬となりました。

次の9月27日のレースでも同条件で4着。大分気難しさを覗かせなくなり、身も入ってきたとの見立てから、距離延長の提案が。

ここで、残念なことに、今までマンツーマンで本馬を鍛えてきた相棒の川須騎手が落馬負傷で騎乗できないこととなり、騎手の変更となりました。10月11日のレースは京都ダ1,800mと距離延長し、松若騎手を背に挑むことに。結果は少頭数の4着と着順だけ見れば残念なものですが、勝った馬とは0.4秒差。走破タイムは1分53秒9で5着以下とは大差。相手関係次第では勝ちが見える走りを初の距離で見せました。

そして中1週で迎えた10月26日新潟3Rダ1,800m戦。前走の走りを評価され1番人気に押されます。

鞍上は先週同条件を当クラブ所属馬・ケーヴァラで勝利した柴田裕一郎騎手に依頼。勝ち星を重ねたことで、減量は▲から△に変わっていました。

当日は雨が降っており、馬場状態は稍重。スタートは少しよれたもののまずまずで、2コーナーで2番手につけると正面では前の馬をじっくりとマーク。直線に入ると騎手のゴーサインに応えて抜け出し、後続を徐々に離して、結果は3馬身1/2差の快勝となりました。

1戦1戦力をつけ、距離を延ばしての勝利。レース内容も正攻法の競馬で強い勝ち方だったのではないでしょうか。クラスが上がっても期待を抱ける内容での勝利でした。

また、9月からの約2ヵ月間で4回出走しており、馬体を減らさず毎回好走する本馬の体力や精神力にも感心させられます。

引き続きバトゥカーダ号へのご声援、何卒よろしくお願い申し上げます。