サマーセール

2020/03/09

 

②サマーセールで購入する

について述べます。

 

セレクトセール、セレクションセールの二大選抜市場が終わり、その選に漏れた馬、各生産牧場から上位の馬が上場されます。

その総数1000頭以上。

 

正直、玉石混交ではありますが、中には選抜市場に出ていても恥ずかしくないような馬もかなり混じっております。

 

一昔前であれば、購買者登録している参加者はかなり少なく、競り合うことも稀でした。

その頃と比較すると、現在ではかなり価格が高騰している印象で、ここ12年サマーセールで競る場合は、馬によって予算は違いますが、400万円以上の予算を覚悟して、競りに参加しています。

 

日本人の特徴として、直近で活躍の目立つ馬や、まだデビューしていない新種牡馬には人気が集中しますので、私が狙うのは飽きられつつある種牡馬産駒やマイナーな種牡馬産駒が多いのですが、それでも最近は馬体が良いと人気になります。

 

このセールで狙うべきは、JRA2勝ぐらいできそうな馬を500万以下で買うこと。

オープン馬を買うぞ、と欲をかいて高い馬を買わないこと。

 

その理由は、血統とくに母系の問題ということになります。

サラブレッドは母系が大切だと、私は考えるからです。

 

牡馬で500万円以下、馬体の良い馬。

こういう馬が見つかれば、サマーセールから積極的に仕入れたいと考えています。

つづく