損を少なくするために

2020/03/05

 

 

京都サラブレッドクラブの方針である「損を少なく、長く楽しむ」ためには、まず損を少なくする工夫が必要です。

 

JRAの場合、1頭活躍馬が出ると、その馬が大きく稼いでくれます。

しかし大きく稼いでくれる馬がいても、他の馬が損を繰り返していれば、その稼ぎはすぐに溶けてなくなってしまいます。

 

ですから、まず考えなくてはならないのが、損を少なくすること。

野球に例えれば、防げる失点を確実に減らすことが肝心です。

前回述べましたように、一番大きく損するのは馬代金であることは疑いようがありません。

ですから、まず考えなくてはならないのが仕入れコストをどう抑えるのか?という部分になるのです。

 

私の友人が昨年セレクトセールで馬を複数購入いたしました。

購買しての感想が、「クラブで募集される価格と比較して、2.5倍ぐらいになるのではないか?」とのことでした。

しかし、クラシックレースなどの表舞台である芝中距離路線での活躍馬を手に入れるためには、採算度外視でそういう購買活動を行わざるをえません。

もちろん採算度外視の馬主活動を否定しているわけではなく、それは我々の目指す目標とは異なるというだけです。

 

某大手牧場の生産馬を、セレクトセールで15,000万円で購入したとします。

これがクラブの2倍であるとしても、その牧場系クラブであれば7,500万の募集で買えるということになります。

ですから、この15,000万の馬を当クラブにて募集することに意義を見出すことはできないのです。

つづく

 

(宣伝)京都サラブレッドクラブでは会費3,000円の半分1,500円分がポイントとして還元されます(ゴールド会員で毎年出資いただいた場合)

馬を購入いただいた場合も残口に応じてポイント付与されます。

ポイントを活用いただき、1口を3頭ぐらい持っていただくと、かなり楽しめるのではないかと考えています。

まずは、無料馬1口を何頭かお持ちになってみてはいかがでしょうか?