いつも大変お世話になっております。

京都サラブレッドクラブの2歳馬の近況をお知らせいたします。

◆ワンダフルトゥデイ（エリモトゥデイ2019）

森本スティーブル在厩

普段は坂路1本登坂後、1600mトラックコースに移動しハロン20~17秒ペースで2400ｍ乗られています。「頭のいい馬で、坂路で2本目を登るとき、自分でスイッチを入れてグイグイ行きますね。トラックではゆったり走れています」と担当者。まだ体重の増減が大きく、中身が入り切っていない印象。引き続きじっくりと乗り込んでいきます。

◆フルム（サンタテレサ2019）

トゥモローファーム在厩

齋藤代表「15-15ができるところまで進めていきました。相変わらず動きはいいですよ。皮膚病のような跡が見られるのは、疲れが出てきているからでしょうね。北海道からこちらに輸送されてきて、約1カ月半ぐらい。ずっと乗り込んできましたので、疲労でやや抵抗力が落ちてきているのだと思います。今のところ馬自身も気にしていませんし、問題はありません。先日、浜田先生にもそのあたりのことをご報告させていただきました。」

◆アピート（サンバホイッスル2019）

森本スティーブル在厩

今週も引き続き脚元を冷却しながら、ウォーキングマシーンでの軽めの運動に留めています。「本馬にとっては良い休養になったかもしれません。体重も少しずつですけど増えていますし、ソエも良くなってきています」と担当者。しっかりとリフレッシュが図れ、毛艶が良くなってきました。今後は患部の状態を見ながら進めていきます。

◆オリエンタルキング（アーベントロート2019）

森本スティーブル在厩

先週のロンギ運動後も患部の状態は落ち着いていることから、今週は直線ウッドコースでハロン25~23秒ペースで進められました。「運動後も脚元は問題なさそうです。もっさりとした印象でしたが、最近はピリッとしたところを見せるようになってきました。調教も真面目に取り組んでいます」と担当者。今後も患部のケアを行いながら徐々にペースを上げていきます。

◆プライムアクター（ネオザスティング2019）

チャンピオンヒルズ在厩

小泉厩舎長「体力が少しずつついてきている中で週に2回、坂路で15-15を行なっています。最初に比べると楽に登坂できていますし、このまま本数を積み重ねていけば、更に良くなってくると思います。今はテンをゆっくりめに入って終い2Fの稽古ですけど、これから徐々に3Fまで時計を出せるようにしていきたいと考えています。合わせてゲート練習にも取り組んでいて、通過や駐立は問題なくこなせています。このあたりのところは心配無さそうですね。」

◆プレミアムベリー（ミラクルベリー2019）

森本スティーブル在厩

ここまでしっかりと乗り込まれてきたことから、今週より成長を促すため、リフレッシュを図っています。「運動量が増えても体重の増減はないので、基礎体力はしっかりと付いてきていると思います。欲を言えばもう一回り大きくなってほしいので、うまく休養を取りながら成長させていければと思います」と担当者。

◆ルナリュミエール（スピリットディティ2019）

小松トレーニングセンター在厩

山本場長「トラックコースでのキャンター、もしくは坂路という調整を続けています。ペースも今までと同じぐらいで、どちらもだいたいハロン20秒ほどになります。体つきは430㌔を基準に行ったり来たりという感じで、まだ大きくは変わってきていませんね。ただ小さいながらも、まとまりがあるように見えます。動きはキビキビしていていますし、気性も素直。こちらが手を焼く場面がほとんどありません。順調にきていますから、このまま進めていきたいと思っています。」

◆ノーブルオーキッド（ノーブルクラウン2019）

グランデファーム在厩

今週も至って順調で、引き続き坂路1本登坂後、1600mトラックコースで2400mほど乗り込まれています。「20秒前後で入って、終いは17秒前後まで伸ばす感じで乗っています。トラックに出てから馬が良くなってきましたね。飼葉も良く食べてくれていますし、ボリュームが出てきました」と担当者。今後も現在のメニューでじっくりと乗り込んでいきます。

◆ブーケザゴールド（マリアージュ2019）

カナイシスタッド在厩

中間も順調で、患部の状態も落ち着いていることから、今週は屋内馬場でダク運動後、軽めのキャンターを行いました。トレーニングはしっかりとケアをしており、脚元は問題なさそうです。今後はもう少し現在のメニューで進めていき、患部の状態を見ながら徐々にペースを上げていきたいと考えています。

◆エレディターレ（ラナチュール2019）

カナイシスタッド在厩

多少腫れが残っているところはあるものの、歩様に乱れはなく、患部に痛みもないことから今週から少しずつ運動を開始しました。現在は屋内馬場でダク運動を行っており、運動後も問題はありません。今後も引き続き軽めのメニューで進めていき、状態に合わせて次のステップに移行していければと考えています。

◆ブレイヴルーラー（ポッドルージュ2019）

チャンピオンヒルズ在厩

大西厩舎長「現在は3000mほど乗り込んでから、坂路を17-18ぐらいで1本という稽古内容にしています。まだトモに緩さはありますけど、この時期の2歳ですからあまり気にしなくていいと思います。走らせた時の様子を含め、全体的な雰囲気から、水準以上の能力があるのは明白ですね。今週計測の馬体重は500㌔ピッタリでした。脚元なども丈夫な印象ですし、これから鍛えていけばどんどん良くなってくるように感じています。羽月先生と密に連絡をとりながら、しっかりと進めてまいります。」

◆パワーエンブレム（パワーオブフェイス2019）

森本スティーブル在厩

患部の状態に大きな変化はなく、運動後も問題ないことから、今週は坂路コースを中心にトレーニングしました。「脚元の状態を見ながら少しずつペースを上げましたけど、問題なさそうなのでこのまま進めていきます。最近は幼さが抜けてきたのか、すごく落ち着いてきましたね。体も良くなってきているし楽しみですね」と担当者。

◆エルデスペラード（シェリトリンド2019）

カナイシスタッド在厩

先週の運動後も脚元の状態は落ち着いていることから、今週から屋内馬場でダク2000mの後に軽めのキャンターを取り入れながら進められています。その後も問題はなく、引き続き脚元のチェックとケアを行っています。「今は無理をさせることはないので、もう少しこのメニューで進めて、状態に合わせていこうと思います」と担当者。

◆アップトゥザナイン（ミティーク2019）
ランドウィック在厩

佐藤厩舎長「飼い葉食いは安定していますし、毛ヅヤも良くなってきました。体調自体が上向いてきていると思います。先週までと同じような感じで進めていくつもりでしたが、そうした背景の中で馬の状態が良かったこともあり、昨日（20日）は坂路併せ馬で16-17ぐらいで登坂させてみました。今後も様子を見ながらですが、時々は負荷を多めにかける調教をしていきたいですね。もちろんその逆も然り。成長を促す意味では、どこかで楽をさせることも重要だと考えています。」

◆チェルキオ（グレーストスカーナ2019）

カナイシスタッド在厩

先週から引き続き屋内馬場で調教しました。患部の状態はすっかりと良くなっており、今週はダク2000m、キャンター2000mのメニューで乗り込まれています。運動後は患部に痛みが出ることはないことから、今後は再度、坂路コースや屋外トラックコースを使用しながら徐々にペースを上げていこうと考えています。

◆オースピシャス（クラリティーエス2019）

フォレストヒル在厩

渡辺場長「今週も変わらず順調にきています。キャンター時のフットワークのバランスは改善できていますし、その点から言うと少しずつ体力が付いてきたという見方もできると思います。坂路を下っていく時に、ややピリピリした仕草を見せることもありますけど、普段は大人しいですよ。飼食いも良好で、馬体重は火曜計測で456㌔になります。少しずつ増加しているところにも好感が持てます。小崎先生とは最低週に一度は連絡をとっていますが、近々こちらに来られると聞いていますので、その際今後について決まることがあるかもしれませんね。」

◆ラートリー（ベストレート2019）

グランデファーム在厩

中間も順調で、引き続き坂路コースと1600mトラックコースを併用しながら、しっかりと乗り込まれています。「少しずつですが、やっと身が入ってきた感じがしますね。気持ちにムラはあるものの、パワーが付いてきてトラックでの走りも良くなってきました。時間はかかるけど飼葉も食べられるようになっているし、これからですね」と担当者。

◆デアノヴァ（ヴァーチュスター2019）

カナイシスタッド在厩

今週も順調で、現在は坂路コースと1600mトラックコースを併用しながらしっかりと乗り込まれています。坂路では15秒前後で登坂、トラックコースでは3000m前後乗り込まれています。「体もうまく使えるようになってきて、どんどん良くなっていますね。まだ成長途上なのでこれからが楽しみです」と担当者。

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