◆クイーンハーツ2021

加藤ステーブル在厩

「この一週間も問題なくすごく順調に調教できています。そろそろ疲れが出てくる頃ですけど、今のところそれを感じさせませんね。全体的なシルエットはまだ幼く感じますが、本馬なりに成長は見せてくれていますし、こちらのイメージでは春頃にガラッと馬が変わってきそうな感じがしますね。まずはこの冬をどのように乗り越えていくかが大事になってくると思いますので、体調面含めしっかり管理していきます」（牧場スタッフ）

◆ボナデア2021

加藤ステーブル在厩

「右前球節の状態は少しずつ回復してきています。まだ少し張りがありますけど、歩様は問題ありませんので、今はウォーキングマシンで軽く運動しています。疲れは徐々に取れてきていますし、状態を見ながら騎乗時期を決めていきますが、ここで無理させることもないので、しっかり態勢を整えてからスタートしていこうと思います。本馬自体はとてもリラックスしていて、いい感じですね」（牧場スタッフ）

◆ストームトウショウ2021

加藤ステーブル在厩

「牧場の中でもすごく順調な組で、トレーニングもスムーズに出来ています。乗った感じ、もう少し前脚が出てくれると良いなと思いますけど、今の調教ペースは本馬にとって、楽に追走できる感じなので、ペースが上がった時、どんなフォームで走るかですね。トモの蹴りが強く、しっかりとしたフォームを作れればダイナミックな走りが出来るのではと思っています。今後、進めていく上で課題は色々と出てくると思いますが、まずはしっかり基礎を作っていければと考えています」（牧場スタッフ）

◆ハニーパイ2021

グランデファーム在厩

「順調に調教できています。環境にも慣れてきた感じがするので、週末にトラックコースを使用して調教した時、先頭で走らせてみました。多少物見はしていましたけど、こちらが思っていたよりも前に進んでくれていましたね。次からはもっと前向きに走れると思います。今は色々試して、少しでもメンタル面が強くなってくれればと考えています。精神的に落ち着いて、馬体が良くなってくれれば、走りがまだまだ良くなってくるはずです」（牧場スタッフ）

◆ビーウィッチド2021

グランデファーム在厩

「本馬も順調に調教できています。ここまで他馬をリードしてくれていましたけど、他馬もだいぶ慣れてきたので、これからは馬の後ろで我慢させたり、砂を被せたりと次のステップに進めていこうと思います。兄（プラウサス）と違ってすごく大人しいですね。もう少しヤンチャしてもいい時期ですけど、特に周りを気にすることもないですし扱いやすいです。馬体はもう一回り大きくてもいいかなという感じ。走りは安定していますから、あとはここに力強さが加われば」（牧場スタッフ）

◆スカイウォリアー2021

グランデファーム在厩

「こちらも毎日順調にトレーニング出来ています。少し口向きが悪かったので、ハミを枝バミに変えてみたら、だいぶ口向きが良化。今までは後ろからついて行くだけでしたけど、コントロールしやすくなってきたため、併せた調教が出来るようになってきました。走りは相変わらず良いですね。気性的には人に対して少し攻撃的なところを見せるようになってきましたね。まだ子供が遊んでいる感じですけど、これ以上酷くなるようであれば、指導していくことも考えています」（牧場スタッフ）

◆アーベントロート2021

加藤ステーブル在厩

「ここまで気になる問題もなく、毎日スムーズに調教できています。乗っていて脚捌きが良く、バネの利いた走りをしています。ただやっぱりまだ非力な感じがしますね。馬体もトモがさみしく感じてしまいますし、現状は成長待ちですね。ただ、素質はあると思います。最近は多少疲れが出てきたかなという感じはしますけど、もうひと踏ん張りしてほしいですね。ここを乗り越えればガラッと雰囲気が変わってくると思います。あとちょっと敏感なところを見せるようになってきているので、そのあたりに気を付けて進めていきます」（牧場スタッフ）

◆タツサファイヤ2021

加藤ステーブル在厩

「傷口はだいぶ良くなってきています。獣医師にも見てもらい、念のためレントゲン検査も行ないました。多少骨膜が出ていますけど、今後の運動には問題ないでしょうとのことでしたので、今はウォーキングマシンに入れています。まだ環境には慣れておらず、ケガのこともありますので、まずは出来ることから徐々にやっていこうと思います」（牧場スタッフ）

◆アマノブラウニイー2021

高橋ファーム在厩

「今は騎乗せず、ロンギ場での運動です。鞍傷はかなり良くなってきていて、患部を触られても特に気にしなくなってきましたので、状態を見ながら騎乗を再開していこうと考えています。騎乗運動は久しぶりですから、気を付けて立ち上げる必要があります。上手く軌道に乗せられませんでしたが、ここからスムーズに進めていけるようにします」（牧場スタッフ）

◆ハッピーディレンマ2021

加藤ステーブル在厩

「本馬も至って順調ですね。多少、疲れは出てきているかなという感じはしますけど、それでも前向きにトレーニングしてくれています。いつも坂路では併せて登坂していて、その時は特に問題はありませんけど、単走で先頭を走った時に物見をする場面がありますね。あまり慣れていないこともありますが、少し敏感なのかもしれません。今後の経験を重ねればクリアしていけると思いますので、色々と試しながら成長させていきます」（牧場スタッフ）

◆アンドトゥモロー2021

グランデファーム在厩

「毎日順調にトレーニング出来ています。乗った感じはすごく柔らかくて、背中の感じも良く、脚捌きもいいですね。体の使い方はこれからですけど、楽しみが多い馬だと思います。ただ、まだ非力な一面も。馬体も現状は幼いので、これからうまく成長してくれれば。ここまで休みなくやってきましたから、多少疲れが出てきているようです。もう少し乗り進めてからひと息入れてあげるつもりで、そこで成長を促していければと考えています」（牧場スタッフ）

◆アンティグラビティ2021

加藤ステーブル在厩

「本馬もここまでは順調に進めることが出来ています。敏感なところはまだありますけど、それ以外は特に変化もありませんし、スムーズにステップアップできていますよ。敏感というよりは少し臆病なのかもしれませんね。ただ、その分反応が良くて、加速力も結構あります。これから速い調教などをやっていけば分かってくると思いますけど、現時点で乗った感じだとトップスピードに達するのが早いタイプじゃないかなと思っています。気性とうまくマッチすれば楽しみですね」（牧場スタッフ）

◆ウマヤノニウシ2021

加藤ステーブル在厩

「痛めていた個所はすっかり回復したので、乗り運動を再開しました。休んでいた分、とても元気ですね。今はまだ立ち上げたばかりなので、屋内馬場で軽めのメニューで進めています。調教後は特に問題がなく、これから徐々に通常メニューにしていきたいと思っています。ただ本馬には飛節後腫があり、今は歩様などに変化はありませんけど、今後調教を進めていく上で、歩様の乱れの原因になることもあるので、普段から気を付けてやっていく必要があります」（牧場スタッフ）

◆ティザチック2021

加藤ステーブル在厩

「こちらも一週間順調に進めることが出来ています。普段はだいぶ落ち着きが出てきた感じがしますね。トレーニングに対しても少しずつですけど、前向きさが見られるようになってきました。ただ、トレッドミルの出入りだけバタバタするところがあるので、かなり慎重にやっています。それ以外は今のところ問題がありません。このまま落ち着いてくれれば、食べたものが身になって、馬体ももっと良くなってくるはずですから、今は調教以外の部分でストレスを与えないように気を付けています」（牧場スタッフ）

◆ベストレート2021

グランデファーム在厩

「順調な推移で、坂路調教を取り入れて進めることが出来ましたが、まだ精神的に幼い印象。牧場からBTCに移動するだけで汗をかくほど、現状は落ち着きがないですね。ただ何度か繰り返していけば慣れてくるとは思います。調教自体は初回からまずまずの動きで、前にいる馬を一生懸命追いかけています。脚捌きも軽いですし、気性面だけが現状での課題となりますね。今後色々な経験をさせながら、進めていくことになると思います」（牧場スタッフ）

◆スラスラスイスイ2021

グランデファーム在厩

「本馬も順調に調教できています。普段はテンションが高いところはまだありますけど、調教自体はすごく集中して取り組めています。まだ坂路だけのメニューではあるものの、ブレの少ない走りでいい動きをしていますね。時折敏感なところを見せますが、特に気にするほどではないと見ています。まだまだ幼いところはたくさんありますけど、これからの成長がすごく楽しみな一頭ですね」（牧場スタッフ）

◆ウィアーワン2021

グランデファーム在厩

「こちらも順調に乗り進められています。調教を進めるにつれて走りが安定してきていますね。落ち着きもあって、騎乗者の指示にもちゃんと従ってくれています。ただ、普段は大人びていますけど、時々幼い行動をすることもあるので、その辺は気を付けながら騎乗しています。今は坂路中心のメニューですが、今後トラックコースも使いつつ、様々なことを教えながら進めていければと思います」（牧場スタッフ）

◆ミラクルベリー2021

グランデファーム在厩

「毎日のトレーニングは順調に進めることが出来ています。時々ごねるところはありますけど、以前よりはだいぶマシになってきました。環境に少しずつ慣れてきたことも理由の一つだと思います。調教自体は真面目に取り組めていますよ。壁や隣の馬に頼らなくても登坂出来るようになってきていますからね。現時点でも成長の跡が見受けられるものの、これから更に体力を付けさせていきたいと考えています」（牧場スタッフ）