クルソラの2023
1口出資金 4.62 万円
- 募集総額
- 2,310万円
- 募集口数
- 500口
- 残り口数
- 141 口
性別 | 牡馬 | 毛色 | 黒鹿毛 |
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父馬 | シルバーステート | 母馬 | クルソラ |
母父 | Candy Stripes | 生年月日 | 2023/5/21 |
産地 | 浦河町 | 生産者 | グランデファーム |
育成 | 吉澤ステーブル | 管理予定 調教師 |
橋口 慎介 |
測尺
体高156cm 胸囲173cm 管囲20.0cm 体重428kg 測尺日9月19日
おすすめポイント
近年セリで良い馬を低価格で買うことは難しくなっています。しかしセリには流れがあり、必ず安く買える時間帯が発生します。本馬はまさにその時間帯におり、リーズナブルに落札できました。遅生まれですので、かなり幼い馬体をしていますが、その各パーツは素晴らしく、さすがの血統馬です。母高齢で体質が心配されますが、レポジトリで確認した骨は丈夫そうで美しいものでした。こんなに良い馬をこの価格で募集できることを大変嬉しく思います。楽しみしかありません。
グランデファーム衣斐社長のコメント
クルソラはアルゼンチンでG1を勝っている一流馬で、クルミナル(桜花賞-G1・2着)だけでなくJRA勝馬を5頭産んでいる優秀な繁殖です。クルソラの娘クルミネイト(クルミナルの全妹)は、今年7月札幌で新馬勝ちしたアルテヴェローチェという素質馬を送り出しています。いまだ勢い衰えずのファミリーです。クルソラを迎えるにあたり、最高の配合をしようと練りに練ってシルバーステートを配合し、グランデファームの代表生産馬ドゥーラが3着に入ったオークスの当日に誕生したのが本馬です。ディープインパクト系の「配合の鉄則」はLyphardクロスだと考えています。ジェンティルドンナに始まり、三冠馬コントレイルに至るまで種牡馬ディープインパクトの成功はLyphardとともにあったと言っても過言ではありません。シルバーステート産駒も代表産駒であるウォーターナビレラ(桜花賞-G1・2着)、ショウナンバシット(若葉ステークス-L)がLyphradクロスの持ち主です。本馬はLyphardの5×4クロスを持つ配合で、Lyphardの内部にNorthern Dance[r 3本]、Court Martia[l 4本]、Almahmoud[4本]、Fair Tria[l 4本]と複数の血を継続させて力強い配合にしてあります。5月生まれですが、現時点で同期に何ら見劣りしないサイズに成長しており体格面で不安はありません。少し個性的な性格の馬ですが、同時に高い学習能力も兼ね備えた賢い馬だと思っています。兄姉はクラシックディスタンスで上がり33秒台の末脚を発揮する馬が多く、日本向きのファミリーですが、本馬も芝の中長距離で本領を発揮する馬に成長してくれると期待しています。
歩様等動画はこちら
https://youtu.be/g_zpZxPpjSU
近況
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吉澤ステーブル在厩
「冬休み期間で患部の痛みもなくなりましたので、年明けから調教を再開いたしました。現在は坂路を中心にトレーニングしており、ハロン22秒くらいのペースでゆったりと登坂しています。今のところ脚元は問題ありませんので、これから徐々に運動量とペースを上げていければと考えています。馬体的には少しずつ成長してくれています。以前より逞しくなってきました。今後もスムーズに進めていけるようにいたします。馬体重は462kgです。」(牧場関係者)
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橋口調教師
「クルソラ2023を預からせていただくことになりました。今年一年、どうぞよろしくお願いします。12月も北海道の吉澤さんに行って、本馬をチェックしてきました。雰囲気がガラッと変わっていたのには、とても驚かされましたね。初めて接した際は、ちょっと線が細いかなという印象でした。でも今は筋肉が付いて、グンと逞しくなっていたんですよね。芝のマイル~中距離で走る血統でもありますし、順調にトレーニングを重ねることができれば、将来クラシック路線に乗ってきてもおかしくないと見ています。私自身もすごく楽しみにしている馬なので、今後の活躍にご期待いただければと思います。」
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吉澤ステーブル在厩
「まだ患部に痛みがありますので、現在はパドック放牧のみです。先週に比べると多少良くはなってきていますが、まだ無理はさせられませんので、運動は控えています。今年もあと少しですので、運動を再開するのは状態を見ながらではありますが、年明けからになると思います。最近は馬体もふっくらしてきて、徐々に成長期に入ってきた感じがしますね。この休養期間で少しでも成長を促していければと思っています。」(牧場関係者)