ダートのステイヤー適正を見せ、ラントレイルが初勝利!
2025/06/18

皆様、こんにちは。京都サラブレッドクラブです。
ラントレイル号が、6月15日・東京2R 3歳未勝利ダート2100m戦で初勝利!
単勝オッズ1.7倍の圧倒的1番人気を証明するかのように、後続を突き放して圧勝となりました。
関係者様、本馬を応援していただいた皆様、本当にありがとうございました。
調教師:牧 光二 氏
生産:高瀬牧場
育成:グランデファーム
出資会員の皆様、おめでとうございます。
本馬は昨年9月14日中山競馬第4レース2歳新馬ダート1800m戦にてデビュー。16頭立て11番人気の低評価を覆す2着と好走、しかも単勝オッズ1倍台の圧倒的一番人気だった勝ち馬に1/2馬身差まで迫り、素質の片鱗を見せていました。
初戦、これだけの好走を見せる力があったにもかかわらず単勝人気がなかった理由は、「調教は動かない」という本馬の特徴によるものではないかと推察しています。
皆様も新馬戦の予想の際、各馬の現時点での実力を簡易に判断する要素として調教の様子やタイムを参照されるのではないでしょうか。
実際に調教に跨ったジョッキーも微妙な感触だったようですが、いざレースに挑めば故障していたことが判明したレースを除き、すべてが馬券内という好走振りで、本馬は実践タイプの個性派と調教師からお墨付きをいただいておりました。
そんな本馬は前述の通り、3戦目10着と敗れた直後の馬体チェックで、歩様に異常が見られ、右前膝橈骨遠位骨折と診断を受け長期休養を余儀なくされました。
しかし幸いにも順調に回復。復帰初戦、休み明けであるにも関わらず、例に漏れず2着と好走します。
そして中2週で挑んだ同条件の一戦、単勝オッズ1.7倍の一番人気に応え、見事初勝利を飾りました。
抜かせるなら抜かしてみろと言わんばかしのレース内容。内枠から比較的良いスタートを決め、直後に一発鞭を入れられると、スムーズにハナに立ち、自分のリズムでレースを運びます。そのままハナを譲らず直線まで持ち込み、直線入口で並びかけてきた後続各馬をさらに突き放し、6馬身差をつけての圧勝となりました。
6月生まれと、サラブレッドとしては比較的遅い生まれで、馬体も小さめである本馬。まだまだ成長の余地が残された中での圧勝劇は、この後をさらに楽しみにさせます。
またダートのステイヤーとしての適性を覗かせたことで、一味違う路線の活躍を見ることができるのではないかと我々も楽しみでなりません。
引き続きラントレイル号へのご声援、何卒よろしくお願い申し上げます。
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ラントレイルの勝利で、京都サラブレッドクラブ22年産中央所属募集馬は勝率3割を超えました。
現在募集中の23年産馬もまだまだ残口がございます。実はラントレイルも残口のあった馬の一頭です。現在残口のある馬の中からラントレイルのような勝ち上がり馬が出てくるかもしれません。ぜひ、出資のご検討をよろしくお願いいたします。