第24回 セレクトセール、セレクションセール~代表・山上和良~
2026/07/24

セレクトセール、セレクションセールに参加してきました。
セレクトセールは事前にどうしても欲しいという馬がいませんでしたし、買うことはないだろうと予想していましたが、その通りになりました。
1歳セリでは、比較的価格帯が落ち着く傾向のある後半(夕刻)で、サリオスやシニスターミニスター産駒に入札しましたが、まったく予算内で収まることなく、あえなく終了。
購入する価格帯を引き上げて買うことは難しいことではありませんが、結局最終的には会員の皆様に損をさせてしまうことになります。
あくまで金融商品として取り扱っている以上、私たちは会員の皆様にできれば儲けを出してもらう、それが無理でも損を最小限に留めることを考えるのが責務であります。
それゆえ、買わないことこそ会員様のためと、セリから降り続けています。
当歳の部は、朝の比較展示をしっかり見て歩きました。
日高産でよさげな馬がいたので、競ろうかとも思ったのですが、やめておきました。
アビラ2025のように、兄に活躍馬がいるとか、父のポテンシャルが凄いという要素がありませんでしたので、あえて当歳を買う理由がなかったからです。
それにしてもセレクトセールとは金銭感覚を麻痺させるセールであると改めて感じました。
今年は中間層の価格帯が上がり、5000万以上が普通な感覚でした。
損得勘定抜きで馬を買う。
そういう文化が根付いてきたのでしょう。
その1週間後に行われたセレクションセール。
セレクトセールの後ですから、なんだか安く感じました。
平均の落札価格は税別で2000万円を切るぐらい。
2000万円ぐらいでという購買者が多かったように見えました。
セレクションセールはセレクトセールよりも真剣に取り組みまして、初日はどこにもマイナス点がないような馬3頭を競りましたが、高すぎて手が届きませんでした。
正攻法すぎました。
2日目は、前日の傾向からこういうタイプの馬は安く買えるのではないかと思える馬を狙いました。
その結果、うまくナダル産駒の牡馬ティックルゴールド2025を落札することができました。
動画:セレクションセールで落札したティックルゴールドの2025(父:ナダル)
前日の様子で、ナダル産駒は父に似た体型の馬が高くなり、少し異質なタイプは安くなることがわかっていました。
ティックルゴールド2025は、少し胴が長いので、ナダル産駒としては異質。
父に似た体型のナダル産駒が後に控えていましたので、こちらはノーマークになるだろうとの予測が当たった結果です。


画像:セレクションセールで落札したティックルゴールドの2025(父:ナダル)
ただナダル人気は昨年ほどではなかったですし、本馬はコンサイナーにかかっていなかったので、当日の見た目があまり良くなかったという理由もあります。
上場されてない馬と同じく日々夜間放牧されていますと、丈夫な馬にはなりますが、ちょうどセリの当日に見た目の良い状態になっていないこともあるのです。
上水牧場さんは誠実な馬作りをされていますので、購買する側としては安心して購入することができました。
仕入れ本番のサマーセールが控えていますので、セレクションはこの1頭で終えました。
サマーセールも頑張ります。
